子どもが「〇〇してみたい」と言うけど、親から見るとそこまでズバ抜けた才能はなさそう、、、こういったことって、よくありますよね?
この場合、子どもの気持ちを尊重すべきか、それとも才能があることをやるように促すべきかは、親として悩むのではないでしょうか。
実はこのケース、明確な答えがあります。今回はこれをお伝えします。ここで判断を間違えると、本当の才能を潰してしまうので注意しましょう。
結論!優先すべきは子どもの気持ち
この場合、優先すべきは子どもの気持ちです。なぜなら、今の時点ではまだ才能が開花していないだけで、これから能力が伸びていくことがよくあるからです。
一つ、事例を紹介しましょう。私のメルマガをすでに8年以上読んでくれている松延さんのお子さんは、中学生の時に吹奏楽部に入っていました。
部活が楽しかったのでお母さんに「将来、音楽系の大学に行きたい」という夢を伝えました。そこで、学校の先生に、さらに専門の先生を紹介してもらったそうです。
そこで演奏を見てもらったところ「可能性はなくはない」と言われました。
もしこの時点でスバ抜けた才能があったなら「この子の才能はすごい!今すぐもっと有名な先生のレッスンを受けるべきだ」と言われます。
そうならなかったのは、おそらく、この時点ではまだ、ズバ抜けた才能があるとは言えなかったからでしょう。
ただ、可能性が0ではなかったので、親として子どもの夢を応援するようにしました。2週間に1度のペースで、部活とは別に演奏のレッスンを受けるサポートをしたのです。
今では演奏会を開くほど才能が開花
その結果、どうなったでしょうか。少しずつ才能が開いていき、高校生の時にはさらに有名な海外の先生のレッスンを受けられるようになりました。
そして、今年の8月には、横浜で演奏会を開かれるそうです。こちらが、そのときのチラシです。
>>松延さんの演奏会
このように、子どもの才能は、最初から100%開花するわけではありません。いい先生に出会ったり、親が全力でサポートしたりすることで、少しずつ開花してきます。
つまり、子どもが才能を持っているかどうかで考えてはいけません。子どもが何をしたいのかという気持ちをベースに考えた方が、結果的に能力が伸びる可能性は上がります。
なお、松延さんのお子さんは今でも毎日7時間は練習をしているそうです。才能がある分野で努力を続けているので、この先、日本を代表するトランペット演奏者になると思います。
もしお近くにお住まいの方で、お子さんが吹奏楽やピアノなどの楽器を習っているのであれば、親子で一緒に見に行かれると勉強になるはずです。
当日、松延さんやお母さんに会えるかはわかりませんが、もし話す機会があれば「道山のメルマガを見てきた」と伝えていただくと、話も盛り上がると思います。
お子さんの夢を応援します
今回の記事ですが、松延さんから「ついに演奏会を行うことになりました」という報告をいただきました。
私も過去に何度もメールでやりとりさせていただいた方なので、自分の教え子のように嬉しくなり、演奏会のことをメルマガ読者さんにお知らせしたいとお願いし、記事化しました。
メルマガ読者さんの中にも松延さんのお子さんのように、何かの分野で努力をしている子がたくさんいます。そういった方々にとって、かなり希望となる事例だからです。
また、もし1人でも私のメルマガがきっかけで松延さんの演奏会に行かれる方が出てきたら、演奏会も盛り上がります。つまり、私が事例を紹介することで、
- 松延さんのお子さんの夢を応援できる
- 事例を知った読者さんにとっても勉強になる
>>道山に夢を応援してもらう
できる限りメルマガ、Facebook、Instagramなどで紹介して、お子さんの夢を応援します。
本日のまとめ
本日紹介した松延さんですが、実は元々はお子さんの反抗期等でいろいろと苦労されておりました。
それらを乗り越えて実現した夢だからこそ、私も心の底から頑張ってほしいと思っています。
もし今あなたが、お子さんの激しい反抗期、不登校、スマホ依存、勉強しないなど、何か子育ての悩みを持っていても大丈夫です。
愛情たっぷりでお子さんをサポートし、お子さんやりたいことを応援すれば、未来は必ず明るくなります。
明後日ですが、「学校に行くのがめんどくさい子の対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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