先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
悪い友達と縁を切らせるにはどうしたらいいでしょうか?息子は悪い友達の影響で、親の金を盗むようになりました。
その友達に「盗まないように言ってほしい」と言ったら「家庭の問題でしょ」と言われました。同じ学校なので、さらに悪い影響を受けそうで怖いです。
お小遣いをあげているのに、親のお金を盗むという悩みは、少なくありません。親として、将来が心配になると思います。
本日は、子どもがお金を盗む原因と、悪い友達から悪影響を受けている場合にどうすべきかを解説していきます。
2つの原因さえクリアできれば、すぐに解決することができます。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
子どもがお金を盗む2つの理由
子どもがお金を盗むとき、「友達からの悪い影響」という理由はあまり多くありません。よくある理由は、次の2つです。
1つ目は、お金が足りないからです。普段友達と、コンビニでお菓子を買って話をしているとしましょう。
このとき、お菓子代が足りなければ、一緒に遊ぶことができません。その対策として、親のお金を盗むことがあります。
2つ目は、愛情バロメータが低いからです。お金が足りていなくても、我慢できる子もいます。自律性が備わっている子です。
しかし愛情バロメータが低いと、自律は低くなります。すると、我慢することが難しくなるでしょう。ストレス発散で、お金を盗むこともあります。
愛情バロメータを上げ話し合いをしよう
そこで親がやるべきことは、愛情バロメータを上げて話し合いをすることです。そのためには、子どもの要求を聞き、嫌がることをやめましょう。
関係が良くなったら、なぜお金を盗むのかの理由を聞くことが大切です。親子関係が良ければ「実はお金が足りない」などと理由を教えてくれます。
理由がわかれば、「どうしても足りないときは臨時でお小遣いあげるから言って」と伝えるなど、対策を立てることができます。
このように、愛情バロメータを上げ、足りないときの対策を立てることができれば、子どもはお金を盗む必要がなくなるでしょう。
友達から恐喝されたりしているなら?
もちろん、友達から恐喝されてお金を盗んでいる可能性もゼロではありません。
この場合、学校の先生、もしくは警察に相談しましょう。親だけで解決するのは難しいからです。
警察が間に入ることで、思春期の子どもは責任の重大さに気付きます。
どうしても友達関係で悩んだり、学校に通いづらかったりしたら、引っ越しなどを検討することも必要です。
本日のまとめ
子どもがお金を盗む主な原因は、お金が足りないから、愛情バロメータが低いからです。
まずは良好な親子関係を作り、盗む原因を聞きましょう。理由に応じた対応をすることで、盗む必要はなくなります。
明日ですが、「高校選びで偏差値よりも大切なこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもの友達関係に親はどう関わるべき?
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。