高校入試と欠席日数の関係

欠席

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容を一部変更しております。

兵庫県に住んでいる中3です。その、兵庫県は高校入試のとき欠席日数って関係しますか?もし分かるのであれば教えて下さるとありがたいです。

今回相談を送ってくださった方は、兵庫県に住んでいる方なのですが、高校入試と欠席日数の関係というのは、全国どこでも同じになります。

そこで本日は、どの程度欠席がたまると高校受験に影響するのかお伝えします。今3年生の方はもちろん、これから受験を迎える1,2年生の方も参考になると思います。

この点だけ意識して学校生活を送れば、欠席が多いことが原因で受験に落とされることはなくなりますよ!

欠席日数が合否に関係するかどうかは学校によって違う

高校入試
最初に大事なことをお伝えします。欠席日数が合否に影響するかどうかは、受ける高校によって異なると言うことです。

もう少しわかりやすくお伝えすると、欠席と合否の関係というのは都道府県ではなく、受験する高校ごとに違うということです。

例えばある高校の場合、「欠席日数が20日を超えたら、その理由を教えて下さい」というルールが決められているとします。この場合学校の先生から、
  • この子はいじめがあって28日間休みました
  • この子は海外に留学をしていて20日休みました
という理由を高校に説明します。その理由が高校的に問題がなければ、欠席していない生徒と同じ条件で入試を行うことになります。

欠席日数が高校の合格条件を超えている場合

合格
また、ある高校の場合、「欠席日数が20日を超えている子は合格を確約できません」というルールが決められているとします。

この場合最初から、20日を超えている時点で不合格になります。

どれだけ受験当日に良い点数を取っても欠席日数が多く、これでは合格は出せないと判断されたら、合格できないのです。

ただ受験者数が極端に少なかった場合、まれに合格になることもあります。

もちろん欠席日数の報告義務はあっても、高校に入ってから頑張るという約束をすれば、100日以上欠席していても合格できる高校もあります。

担任の先生に聞くのが一番早い

高校
こういった欠席日数や遅刻日数に関するルールと言うのは、学校ごとに個々で決められています。ホームページに掲載されている学校もあれば、完全に非公開の学校もあります。

ではどうしたら良いのかと言うと、担任の先生に相談するのが一番早いです。

担任の先生や進路指導の先生と言うのは、ある程度どの学校が欠席日数が関係するのかわかっていることが多いです。

※もちろん先生でもわからない学校もあります。

だから言える範囲では、教えてくれると思います。学校の先生と言うのは、塾の先生や模試の結果ではわからないこともいろいろと知っています。

それくらい中学校の先生と言うのは、頼りになる存在です。ですので普段から先生と仲良くしておくと受験の時にいろいろとサポートしてくれると思いますよ!

高校入試の推薦基準を公開

受験勉強
欠席が多くこのままだと高校に進学できない!という子の場合、推薦を狙うという方法があります。では推薦をもらうためにはどういった基準を満たせばよいのでしょうか?

実はある程度推薦をもらえる基準というものが決まっています。仮に欠席が多くても、この基準さえ満たせば推薦をもらえる学校もあるのです。

推薦をもらえる基準については、次のページで詳しく解説していますのでよかったら参考にしてみてください。

>>高校の推薦基準って何?

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ

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コメント

    • Aki
    • 2016年 6月 03日 7:46pm

    受験に関しての欠席に関しては、先生より、親が学校説明会や文化祭などで、個別に高校に聞くのがベストだと思います。

    今、高校生の息子はまだら不登校で、平均、10日以上欠席していました(三年生は10日以外です)

    高校の説明会での対応が高校によって違うからです。

    欠席の理由で、大丈夫と言ってくれる高校や、診断書次第といった高校など、対応が違うので、正直中学の先生では不安です。進路指導の先生にも、直接確認した方が良いと言われました。

    親がと言ったのは、同じ学校でも対応の先生によって答えが違い、息子がナーバスになったからです。

    欠席が多いと心配ですが、息子も無事高校生(通信ではない)で頑張っているので、ここは親の頑張り所だと思います

    • コメントありがとうございます!そうですね、具体的に候補の学校を決めた後は個別に説明会などで質問をするとさらに良いですね。

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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