兄弟で成績が違いすぎる悩みの解決法

兄弟

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

長男は宿題も当たり前のことは必ずやる子です。次男は、宿題をやってないことが多く試験勉強も、ついてやれば覚えも悪くないのに、1人になるとゲームやスマホをやってしまいます。

先生によく、この子は出し惜しみをしているといわれますが、勉強とせかすと嫌がるし、言わなきゃしない感じです。

>小学生の頃正上の子より、下の子に関わってやる時間が少なかったです。今後どうすればいいですか?

弟だけ成績が悪すぎたり、姉だけ問題行動を起こしていたりすることってないでしょうか? そこで今回は、兄弟姉妹の子育て法をお伝えします。

今回の相談者さんのように、兄弟で成績や能力が違うというのはよくあることです。このとき親が誤った対応をしてしまうと、兄弟の能力格差がさらに開きます。

そうなると、困りますよね。でも、大丈夫です。今回お伝えするサポートを行えば、兄弟どちらも成長します。参考にしていただければ幸いです。

子どもの力は勉強だけではない

運動神経がいい

今の学校教育は、成績で順位付けをします。そうなると、どうしても成績で優越をつけられることが多いです。

宿題をやっていなかったり、成績が悪かったりするとどうしてもできない子のイメージを持ってしまいます。しかし、成績がいいから優秀というわけではありません。

性格、運動神経、コミュニケーション力、思考力など、子どもを見る基準はいろいろあるからです。まずは、成績だけで判断しないようにしましょう。

それぞれのいいところをほめよう

褒める

兄弟で成績が違っていたとしても、絶対に比較してはいけません。「お兄ちゃんのほうが勉強ができるね」とは、言わないようにしましょう。

今回の相談者さんの場合、長男は宿題をしっかりやっています。まずはそこを褒めてあげましょう。次男は、宿題ができていません。しかし、勉強以外の面で必ずいいところがあります。

そこを見つけ、褒めてあげるようにしましょう。よくあるのは、スポーツが得意、友達が多い、趣味がたくさんある、絵が上手い、親にやさしくできるなどです。

そういったいいところを、褒めてあげましょう。

どちらか一方が荒れてしまったら?

親子会話

兄弟がいる場合、どちらか一方だけ荒れてしまうこともあるでしょう。この場合、その子に接する時間を増やすようにします。

そして今まで以上に要求を聞いたり、話をする頻度を増やしたりしましょう。すると、愛情不足が解決します。

参考までに、私は教師時代、40人の生徒全員にバラバラに接していました。落ち着きがない子には、話す頻度を増やしました。

勉強が苦手な子には、授業中のサポートを増やしました。友だち作りが苦手な子には、席替えの時に配慮しました。

兄弟どちらか一方が愛情不足なら、一時的にその子に接する時間を増やしてあげてください。

本日のまとめ

兄弟

勉強以外にも、性格や運動能力、コミュニケーション力など、子どもを見る基準はいろいろあります。子どもを、成績だけで判断しないようにしましょう。

兄弟がいる場合、両者を比較してはいけません。それぞれのいいところを見つけ、褒めてあげることが大事です。どちらかが荒れている場合は、接する時間を増やしましょう。

明日ですが、「成績が伸びる塾の選び方3つのコツ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!兄弟で成績が違いすぎる悩みの解決法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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