先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
親は片親で、母親と国籍が違います。その国の風習なのか、よく顔や頭などにキスをされたり、とても気持ちが悪い甘い声で話しかけに来たり愛してるだとか好きだよとか寂しいとか…色々言われてほんとに気持ち悪いです。
気分はいい時はそーやって話しかけに来るくせにいざ自分の用事や気分が悪かった時は全く話しかけにもこない、まるで癒される時だけ来てるみたいな人でした。
そのような片親(母親)はどうすればいいでしょうか?どうすればキスや接触や甘い声、依存を辞めてくれるかを教えて欲しいです。
この記事を読んでいる方の多くは、親という立場だと思います。今回の相談は、中学生本人からです。
世の中には、こういったケースで悩んでいる子もいます。そんなとき、私がどのようにアドバイスしているかをお伝えします。
もしお子さんのお友達に、似たような悩みを持っている子がいたら、上記のことを伝えてあげてください。
みんなで協力して、子どもたちの明るい未来を作っていけると嬉しく思います。なお本日は、子ども向けに記事を書いていきます。
嫌なことは嫌だと伝える
今回の相談者さんは、親と国籍が違うとありますが、国籍が同じかどうかはあまり関係ありません。
同じ日本人であっても、自分がイヤだと感じたことは、きちんと伝えることが大事だからです。
日本人は、思っていることを伝えるのが苦手です。
しかし、伝えないと理解されないままなので、しっかり伝えるようにしましょう。そのとき、一度では伝わらない場合もあるので、繰り返し伝えることが重要です。
また、感情的にならず「イヤだからやめて」と、冷静に伝えるように努めましょう。感情的になると、相手も感情的になって話ができなくなってしまうからです。
逆上して手を出してくる時は?
このように冷静に対応していけば、私の経験上7~8割くらいの親は理解してくれます。ただ、中には逆上して子どもに手を出す親もいます。
そのときは、学校の先生か児童相談所に相談してください。学校の先生は、担任の先生や部活の先生など、自分が話しやすい先生で構いません。
学校の先生に頼りづらいときは、児童相談所に相談しましょう。Googleで地域名+児童相談所と検索すると、電話番号が出てくるはずです。
また、児童相談所にも相談しづらいと思ったら、文科省がやっている24時間対応の「子供のSOS相談窓口」に相談するのと良いでしょう。
電話番号は、0120-0-78310 です。
高校生になれば道は開ける
最後に、同じようにお父さんやお母さんのことで悩んでいる方に向けてメッセージを送ります。
高校生になれば、必ず道は開けます。中学生までは義務教育なので、親の監視下にいるのはある程度仕方のないことです。
しかし、高校生からはもう義務教育ではないので、それまでより自由に生きることが可能になります。
極端な話、高校へ行かずに自分で働いて生計を立てるのもありです。全寮制の高校に進学して、親元から離れて人生を立て直すこともできるのです。
今は辛いかもしれませんが、その分将来必ず楽しい生活が待っています。一緒に頑張りましょう。
本日のまとめ
親が、自分の求めていない接し方をしてきてイヤだと感じていたら、そのことを相手にはっきり伝えましょう。
このとき、一度ではなく何度も伝えること、さらに感情的にならず冷静に伝えることが重要です。
もしそれで逆上して手を出してくるようなら、学校の先生か児童相談所に相談します。どちらも頼りづらければ、文科省がやっている24時間受付の電話窓口もあります。
今、親元でつらい思いをしていても、高校生になれば必ず道は開けます。義務教育が終わればもっと自由に生きられるので、希望を捨てずに前向きにがんばりましょう。
明日ですが、「保存版!勉強と部活の両立方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!自分勝手な親の対応法
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