本日は中学生とその保護者向けに、「関わりたくない子との付き合わせ方」というお話をします。先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
クラスメイトの親が家まで来て文句を言ってきました。うちの子が意地悪していると言っていますが、うちの子も悪口を言われています。
学校で対処してもらうよう言いましたが、具体的な対処は行われません。現在も状況は悪く、挨拶しても無視されています。どうすればいいでしょうか?
学校に通っていると、どうしても気が合わない子もいると思います。今回は、そういう子とどのように付き合うのが良いかをお伝えしていきます。
気が合わない子やその親とは、トラブルが起きたときにも困りますよね。お子さんが学校生活でストレスを抱えているというのも、あまり良い状況ではありません。
お父さんお母さんもお子さんも、精神的な負担を最小限に抑えるために、今回の内容を参考にしていただければ幸いです。
基本的な対応ステップ
基本的なステップは3つです。
まずは、担任や学年主任を入れて話し合いをしましょう。交通事故などでもそうですが、第三者を入れたほうが話し合いがスムーズだからです。
今回の相談者さんの場合、どちらにも言い分があり平行線なので、先生を入れて話し合ったほうがいいでしょう。
次に、かかわり方のルールを決めます。揉めるくらいなら、お互いにうまくかかわらないようにしたほうが良いからです。
最後は、様子を見ることです。ルールが守れているかどうかをチェックするために、1ヶ月ほどは先生に意識してもらうようにしましょう。
ルールを決めるときの考え方
小学生の場合、第三者が入ることで完全に仲直りできたりします。しかし、中学生になるとそもそも気が合わない子と付き合っていくのは難しいです。
そこで、合わない子とは関わらないようにさせましょう。先生も含めてこういったルールにすれば、問題ありません。
おそらく次回のクラス替えでも、同じクラスにならないよう配慮してもらえると思います。
相手の子がルールを破るなら?
今回の相談者さんのように、トラブルが起きても学校が対応してくれないことがあります。また、ルールを決めたのに相手の子が守ってくれないこともあるでしょう。
この場合、子どもの精神的な負担のレベルをチェックします。
- 話し合いをしたあとも、悪口を言われている
- 相手の子のせいで、子どもが学校に行きたくないと言っている
教頭に伝えても変わらないなら、教育委員会に連絡です。最初は市や区の教育委員会、それでもダメなら県の教育委員会に相談しましょう。
子どもを守るのは親の役目です。学校から煙たがられたとしても、お子さんの心を優先しましょう。
本日のまとめ
担任や学年主任などの第三者を入れて話し合いをした後、かかわり方のルールを決めましょう。その後も悪い状況が続くなら、教頭(副校長)に相談します。
それでも変わらなければ市の教育委員会、次に県の教育委員会に相談しましょう。ただ、合わない人は今後の人生でも必ずいます。無理にかかわらせる必要は、ありません。
明日ですが、「やってはいけない親の行動TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!関わりたくない子との付き合わせ方
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