起立性調節障害の治し方の基本

起立性調節障害

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中3の息子。サッカーのクラブチームに所属しています。一年前から毎朝頭痛があり、午前中に学校に行くことができなくなりました。

起立性調節障害と偏頭痛、気象痛を併発しており、成績も振いません。午後はサッカーや遊びで、明るい不登校です。

夜は11時には寝ます。サッカーを続ける事を希望していますが、単願推薦で行ける私立高校もありません。

生活リズムを学校中心に変えることはできないでしょうか。私は現在、目標の高校を絞る作業を進めています。

お子さんが起立性調節障害で、学校に行けないとことは珍しくありません。不登校を改善するには、この病気を治すことが最初のステップとなります。

「基本的な改善ステップ」と「やってはいけない親の対応」を理解することで、短期間で改善できるでしょう。

無理なく学校に復帰できるようになり、将来についても前向きに考えられるようになるはずです。

まずは医師と連携しよう

医師

初めにすべきことは、医師と連携することです。なぜなら起立性調節障害は、自律神経の働きが悪くなり、体や脳への血流が低下する病気だからです。

どれだけ完璧な子育てをしていたとしても、自律神経の不調は誰にでも起こる可能性があります。

この場合、医学的なアプローチが必要といえるでしょう。そのため、まずは小児科を受診するのがおすすめです。

過去の相談者さんの中には、血圧を上げる薬、漢方、プロテイン、サプリメントなどで、改善した方がいます。

薬を飲むだけでは治らない

ストレス

ただし多くの場合、医学的なアプローチだけでは治りません。起立性調節障害は、ストレスが原因になっていることも多いからです。

この場合、根本的な原因であるストレスが、どこからきているかチェックしましょう。多くの場合は、「家庭」か「学校」かどちらかです。
  • 「家庭」では、親の過干渉や兄弟関係などでストレスを与えていないか
  • 「学校」では、友達とのトラブル、先生と合わない、いじめのトラウマなどがないか
こうしたことを知り、状況を改善することが必要です。たとえば学校のトラブルの状況によっては、転校することも視野に入れていきましょう。

少しずつ生活リズムを立て直そう

登校する

体調面やストレスが改善したら、無理のないペースで生活リズムを立て直していきましょう。たとえば、
  • 朝10時に起きている場合、9時45分に起きる
  • 不登校の場合、まずは午後から登校する
  • いきなり教室に戻るのではなく、登校支援室や適応指導教室から始める
など、子どもにとって無理のないペースで進めていくことが大切です。

子どもは、サボっているわけではありません。叱らないようにし、改善ステップを一緒に考えていくことが大切です。

本日のまとめ

笑顔

起立性調節障害は、自律神経の働きが悪くなり、体や脳への血流が低下する病気です。

医学的なアプローチとともに、ストレスの原因も解消も行っていきましょう。

体調面やストレスが改善したら、無理のないペースで生活リズムを立て直していくことが大切です。

明日ですが、「不登校を乗り越え、第一志望校に合格した事例」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!起立性調節障害の治し方の基本

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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