先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
不登校が始まりほぼ一ヶ月経ちました。本人は学校に行く気がしない。行きたいけど、行けない。とも言います。先生に相談するのも嫌な様です。
今は、ゆっくりさせている状態ですがどう対処したらいいのかわかりません。本人が行く気になったら行くものでしょうか?
子どもが学校に行かないと、親としてつらいと思います。なぜ学校に行かないのか、今回は考えられる原因を3つお伝えします。
おそらく8割の子は、このうちのどれかにあてはまると思います。一度原因チェックしてみましょう。
不登校が解決すれば、あなた自身の心も楽になると思います。参考にしていただければ幸いです。
考えられる3つの原因
子どもが学校に行かないときに考えられる原因は、3つあります。1つ目は、エネルギー不足です。愛情バロメータが低いと、朝起きられません。
2つ目は、漠然とした不安です。「学校に行ったらいじめられるかもしれない」などの不安を抱えていると、学校に行けません。
3つ目は、学校でのトラブルです。友達と喧嘩していたら、気まずくて学校には行きたくないと思ってしまいますよね。
まずは、この3つのうち、該当するものがないか探ってみましょう。
なぜ行きたくないか聞いてみよう
もし原因がわからなければ、なぜ学校に行きたくないか聞いてみましょう。このとき「うるせぇ」という返事だったり、無視をされるようなら愛情バロメータが低い状態です。
「思春期の子育て講座」を参考に、愛情バロメータを上げましょう。
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「自分でもわからない」と言うなら、漠然とした不安を抱えている状態です。
「○○君から悪口を言われる」などは、トラブルがある証拠です。学校の先生と連携して、解決に努めましょう。
漠然とした不安の解決法
子どもが漠然とした不安を抱えているときは、不安をほどいてあげることが大事です。「先生が嫌」と言うなら、「どの先生?」と聞いてみます。
ここで「体育の先生」と言うなら、「じゃあそれ以外の先生は?」と聞きます。もし「他は大丈夫」と言うなら、「じゃあ体育がない日だけ行ってみる?」という感じで提案してみます。
このように、漠然と持っている不安を細分化・明確化していくことで、不安が軽くなります。すると気持ちも、前向きになれるはずです。
本日のまとめ
子どもが学校に行かない原因は、エネルギー不足、漠然とした不安、学校でのトラブルが考えられます。愛情バロメータを上げ、子どもの不安を聞いてあげましょう。
トラブルには、学校の先生と連携して解決に努めます。子どもが学校に行かない原因を見つけることが、不登校解決の第一歩です。
明日ですが、「最強の子育て法は「過保護」」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもが学校に行かない3つの原因
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