子どもが習い事を辞めたいと言ったら?

スイミング

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

小学生の息子の事です。2歳からスイミングを始め、7歳からサッカーを始めました。足はもともと早く7年間リレーの選手。勉強は苦手です。

サッカーは好きでこれまで掛け持ちでやっていましたが、最近、ゲームがやりたいがためにサッカーを辞めたいと言い出しました。

スイミングを頑張るからと言いながらスイミングも行きません。マラソン大会で今年は優勝出来ると言われていますが、ゲーム三昧になってしまった為、走れなくなっています。

走る事は誰にも負けないと自信があったものなのに、1位が取れそうな今年、頑張らなくなり、運動もせず、勉強もせず、ゲームしかしないのですが、望むことだけをさせてれば良いのでしょうか?

嘘をついてまで習い事を休みゲームをしようとする事に、悲しくなります。

長い間続けてきた習い事を、お子さんがやめたいと言い出したら、お父様お母様はつらいと思います。今回は、そういったときどう対応すれば良いのかを解説します。

もしお子さんが同じような状況なら、今回の内容を理解していただくことで、問題の解決に大きく近づくと思います。参考にしていただければ幸いです。

過去の栄光は引きずるな

落ち込む主婦

今回の相談者さんの場合、小さい頃からスイミングやサッカーを続けてきたからこそ、体力に自信があります。

これは、すごいことなのですが、過去の栄光を引きずっている状態になっています。

そのため、「やめさせたくない」という気持ちになっている可能性が高いでしょう。子育てにおいて、過去の栄光を引きずっても得なことはありません。

大事なことは、未来に目を向けることです。子どもが興味を持つことは、日々変わっていくからです。

やりたくないならやめさせよう

ゲーム

そこで、お子さんが習い事をやりたくないと言っているなら、今すぐやめさせましょう。人間は、嫌いなことを続けていても、才能が伸びることは絶対にありません。

今回の相談者さんの場合、サッカーやスイミングをイヤイヤやっている時間はものすごく無駄なので、他のものに目を向けさせるようにしましょう。

また、今回の相談者のお子さんは、やりたいことを優先するために嘘をつきはじめています。これは、非常に危険な状態です。

親が無理やり続けさせようとしているからこそ、問題行動の最初の段階が現れてしまっています。状況が悪化して、不登校や暴力に発展する前に、やめさせるのが良いでしょう。

次にやりたいことを探そう

チャレンジ

最後に少し、私の話をします。私は小学生の頃、野球をやっていました。その延長で、中学校ではサッカー部に入りながら、土日に野球のクラブチームに入っていました。高校は、サッカーだけに打ち込みました。

大学に入ってからは、バレーボールを始めました。その時々で興味のあることが変わっていったので、自分の気持ちの向くままに、やりたいことにチャレンジしました。

今、私は仕事が大好きです。もし、私の親がこれまでずっと、小学生にやっていた野球を続けなさいと言っていたら、どうなっていたでしょうか。

もしそのまま続けていても、私のレベルではプロになれていません。また、野球に時間を使ってしまうため、今行っている仕事のスキルを磨くこともできなかったでしょう。

つまり、その時々でやりたいことを切り替えていったからこそ、今の自分があるのです。イヤイヤ続けさせても良いことはないので、次にやりたいことを見つけさせることに意識を向けましょう。

本日のまとめ

親子会話

長い間続けてきた習い事を子どもがやめたいと言い出したら、やめさせてOKです。嫌いなことを無理やり続けさせても、才能が開花することはないからです。

お父様お母様は、過去の栄光を引きずるのではなく、未来に目を向けてほしいと思います。そして、次にやりたいと思えることを見つけるサポートをしましょう。

私自身、やりたいことを切り替えていった結果、今の自分があります。イヤイヤ続けるより、多くの経験を積んだほうが子どものためになるのです。

無理やり続けさせようとすると、問題行動に発展することもあります。子どもがやめたがっている習い事は、早めにやめさせるのが良いでしょう。

なお、本日の内容はYouTubeでも解説しています。もう少し細かい説明などもしているので、よかったら家事をしながら聞き流していただければと思います。

>>YouTube

明日ですが、「成績が上がらない中学生の特徴」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!習い事を辞めたい子供に対する親の対応法

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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