先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
息子の学力は中の上ぐらいです。進路によっては頑張らないとと思い方向性を確認してみましたが…行きたい高校の条件を聞いても何も無いと回答…。
反対に行きたくない条件を聞いても何もない全部嫌だと回答…でも高校には行かなきゃと思っている様です。親にできることは何でしょうか?
子どもがどんな進路に進みたいか、親としては気になりますよね。それなのに、進路についてあまり前向きな話ができないと心配になってしまうと思います。
そこで今回は、子どもと進路の話ができないときの対処法をお伝えします。今回の内容を押さえていただければ、きっと希望の進路を選べるようになります。
その結果、目標に向かって頑張れるようになるので今より成績も上がっていくはずです。
考えられる2つの原因
子どもと進路の話ができないとき、考えられる原因は2つあります。
1つ目は、愛情バロメータが低いことです。子どもが無気力な状態だと、将来に前向きになれません。そのため、行きたい高校も出てこないからです。
2つ目は、本音を言えない親子関係だからです。この状態だと、子どもは、行きたい高校があっても本音を言えません。言ってもどうせ否定されるからです。
まずはどちらか、考えられる原因がないかチェックしましょう。
まずは愛情バロメータUP
どちらの場合であっても、まずは愛情バロメータを上げることから始めましょう。
そのためには、家庭の雰囲気を明るくすることが重要です。夫婦喧嘩や愚痴などがあると、良くないです。
親が笑顔でいることと、ポジティブな会話を心がけましょう。また、最初のころは明るく挨拶することが大切です。
「おはよう」「おかえり」「おやすみ」といった基本的な挨拶だけは、しっかりするようにしましょう。
子どもの話を聞くコミュニケーションを
次に大事なのは、子どもの話を聞いてあげることです。子どもが親に本音を言えない場合、親の意見を押し付けている可能性があります。
たとえばレストランに行ったとき、「ハンバーグ食べる?」と言っていないでしょうか?これは遠回しに「ハンバーグ食べなさい」と言っているのと同じです。
そうではなく「何が食べたい?」と聞きましょう。子どもの意見をしっかり聞き、尊重することが大切です。
また、子どもが話したい話を9割、親が言いたいことは1割以下にして会話をするようにしましょう。
それくらいの比率でないと、親の言いたいことばかりを言ってしまうからです。これだと、子どもの話がなかなか聞けません。
本日のまとめ
子どもが進路に前向きでない原因は、愛情バロメータが低いからと本音が言えない親子関係だからです。愛情バロメータUPには、家庭の雰囲気を明るくすることが大事です。
また、「子どもが話したい話9割、親が言いたいこと1割以下」の比率で、しっかり子どもの話を聞いてあげましょう。この辺りができると、子どもから行きたい高校について話してくるはずです。
明後日ですが、「塾のレベルが高く自信を無くしてしまったら?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもと進路の話ができないときは?
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