先日こんな相談を頂きました。
※プライバシー保護の関係で、
内容の一部を変更しております。
テストの成績が返ってきました。
まさかとおもいましたが、
下から3番でした。
この状態から上に
上がっていくのでしょうか?
私の接し方がだめなのでしょうか?
この文章からだと、
何が原因かわかりません。
ただ問題点があるのは間違いないです。
子どもの成績が最下位だとしても、
そこから上げていく手順について、
解説します。
ステップ1親子関係をチェックする
最初にやるべきことは、
親子関係のチェックです。
どれだけすごい勉強方法を知っていても、
親子関係が良くないと成績は上がりません。
子どもを勉強させることができる
最低限の親子関係は、
「子どもからたわいもない話を
してくるかどうか」です。
- 今日学校でこんなことがあって
- このyoutubeメッチャ面白いよ
- お腹すいたー早くご飯作って
こういったたわいもない話を
子どもからしてくるのであれば、
勉強させられる親子関係に、
なっていると言えます。
もし子どもが、
- 親と全く話をしようとしない
- 親を避けている
- いつも部屋に引きこもってスマホ
という状態だと、
まずは愛情バロメータを上げることが
重要になります。
※愛情バロメータを上げる方法については、
こちらのメール講座で解説しています。
>>道山ケイの思春期の子育てメール講座
ステップ2ご褒美と目標の設定
志望校が決まった後であれば、
ご褒美と目標なしでも
勉強することは可能です。
ただそれまでは、
ご褒美と目標を設定して、
やる気を引き出さない限り、
子どもは勉強を頑張れません。
これは仕事に例えるとわかります。
自分がこの仕事で学べることを生かし、
次に何かをやろうと決めているなら、
給料なしでも頑張れると思います。
しかし今の仕事が、
それほど好きではなかったら、
給料のために仕事をしている
という状態だと思います。
勉強も同じです。
心の底から行きたい高校に入るため
というのが理解できるまでの間は、
ご褒美(給料)がもらえたほうが、
やる気は出るのです。
ご褒美と目標の設定については、
こちらのメール講座で、
詳しく解説しています。
>>道山ケイの成績UP無料メール講座
ステップ3効率の良い勉強方法を実践する
最後は勉強方法を変えることです。
多くの子は間違った勉強方法を
実践しています。
- 漢字をノートに20回書く
- いろいろな問題を解く
- テストに出ない問題を覚える
などはその典型例です。
人間は誰でも1日24時間しかありません。
無駄な勉強をしていると、
時間が足りなくなってしまいます。
親子関係が良好で、
子どもがやる気になっているなら、
効率の良い勉強方法を、
教えることができます。
学習方法を変えるだけで、
驚くほど成績が上がると思います。
詳しい勉強方法はこちらのページを
参考にしてみてください。
>>中学生の勉強の仕方のまとめ
最下位の子によくあるケース
上記の3つステップのどこかが
できていないと成績は上がりません。
私の経験上、最下位付近の成績を
取っている子の場合、
ステップ1かステップ2で
躓いていることがほとんどです。
まずは、
- 親子関係を良好にする
- やる気を引き出す
ここをしっかり見直し改善できれば、
すぐにオール2レベルまで上がります。
その後、勉強方法を見直せば、
オール3レベルまで上がります。
そこからさらに上げていきたい場合は、
どうしてもご褒美と目標だけでは
限界があります。
勉強をする本当の目的である、
志望校を決めるというステップを
踏む必要があります。
志望校さえしっかり決まれば、
後は気持ち次第で、
どこまででもあげることは可能です。
明日ですが、
「聞く前に調べる癖をつけよう」
というお話します。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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