お子さんって「やり抜く力」はありますか?何かに挑戦したときに、なんでもすぐに諦めてしまう子と、ある程度頑張れる子では、人生が大きく異なります。
そこで今回は、やり抜く力が身につく方法を解説します。この力があれば、この先お子さんはどんなつらいことも乗り越えられます。
その結果、受験や勉強もうまくいくはずです。なお、今回の記事は、岡崎大輔さん著『やり抜く子と投げ出す子の習慣』を参考にさせてただいています。
>>やり抜く子と投げ出す子の習慣
※ただ、私の個人的な意見も入れておりますので、一部書籍とは異なる部分があります。あらかじめ、ご理解頂ければ幸いです。
非認知能力とは?
最近、よく聞かれる「非認知能力」ってご存じでしょうか。実はこの力こそ、やり抜く力のことです。岡崎さんによると、これは4つの力から成り立っています。
- 自分とつながる力(自己認識力、自己肯定感、自己決定力)
- 人とつながる力(コミュニケーション力、共感力)
- 夢を実現する力(計画性、行動力)
- 問題を解決する力(自制心、感情コントロール力)
やり抜く子どもの育て方
やり抜く子どもにするために重要なことは、3つあります。
1つ目は、なんでも自分で決めさせることです。このとき親に必要なのは、黙って見守る我慢力になります。つい、いろいろアドバイスしたくなってしまう気持ちを抑えることが、大切です。
2つ目は、家の中で役割を作ることです。役割があると、自分はここにいていいんだと思えるようになります。皿洗い、ゴミ出し、洗濯ものをたたむ、なんでもいいので、子どもにやらせましょう。
3つ目は、意見を言えるようにすることです。日頃からすぐに答えを言うのではなく、「なぜ?」「たとえば?」と質問してみましょう。
子どもに考えさせ、発言させる機会を作ることで、自分の意見が言える子になります。
学力からやり抜く力へ
2020年頃から新学習指導要領への移行が始まりました。その結果、今はテストの点数と同じくらい、授業で発表する力やまとめる力も重要視されています。
また、大学入試も変化しています。点数だけで合否の判定をする一般入試の割合が減り、やり抜く力が求められる推薦やAO入試の割合が増えています。
つまり、今後ますます自分で夢や目標を見つけ、努力することが大切になるのです。
本日のまとめ
やり抜く力をつけるには、なんでも自分で決めさせる、役割を作る、意見を言えるようにすることです。テストの点数だけで合否が決まる時代は終わりました。
やり抜く力は、自分で夢を見つけて努力し、叶える力につながります。親は、子どもの気持ちを認めて、失敗も見守ってあげましょう。
明日ですが、「子どもと進路の話ができないときは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どものやり抜く力の育て方
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