先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中二息子の反抗期で困っています。学校では良い子でちゃんと宿題もしていますが、家で反抗する態度がひどく暴力もしばしば、私も正直疲れ果てています。
勉強は最低限はしているようですが、私の前ではその姿を見せません。ゲームばかりで、何が悪いのと言う態度です。
小4で自閉症スペクトラムとの診断を受けました。そんなに重度ではないように思うのですが、本人は不本意みたいです。
中2でひどい反抗、さらに発達障害の傾向があると、親としては子育てに不安を感じるでしょう。
そこで本日は、発達障害の子の反抗期で気をつけるべきポイントをお伝えしていきます。親がやるべきことは、決まっています。
これができていれば、親子関係が改善し、ひどい反抗は落ち着いてくるでしょう。子育ての負担も軽減されるはずです。
自閉症スペクトラムとは何か?
自閉症スペクトラムの子は、こだわりが強い、予定が変わるとパニックになりやすいといった特徴があります。
この特徴は、強く表れる子もいれば、あまり気にならない子もいます。
相談者のお子さんは暴力も出ているとのことなので、何かのパニックかこだわりを否定されて手が出ているかもしれません。
ただ、仮に発達障害であっても、親がすべき対応は基本的な反抗期の子と変わりません。
反抗期の子には言いすぎないようにしよう
最初に気を付けるべきことは「あまり言いすぎないようにする」ことです。そもそも中2は、反抗がひどくなりやすい時期です。
ゲームについて指摘しすぎたり、勉強について口うるさく言いすぎると、どんな子でもイライラするでしょう。
相談者の子のように、学校生活が順調に送れていて、宿題もきちんとやっているのであれば、やるべきことはできています。
親は子どもに必要以上に求めすぎず、言いすぎないようにしましょう。
発達障害でも最低限注意すべきこと
とはいえ、何も言わないことが正解ではありません。今回の場合「暴力」については、やめさせる必要があります。
そこで、子どもが落ち着いたタイミングで「人に手を出すのはいけないよ」と冷静に伝えましょう。
パニックになっているときに伝えても、聞く耳を持ってくれません。タイミングが重要です。その上で、イライラ時の対処法を教えましょう。
外を散歩する、ぬいぐるみをソファに投げるなど、何でも大丈夫です。気持ちを落ち着かせられる方法がわかれば、人に手を出すことはなくなります。
本日のまとめ
発達障害の傾向がある反抗期の子には、必要以上に求めすぎず、言いすぎないように注意しましょう。
暴力などのダメなことに対しては、落ち着いたタイミングでダメと伝えることが大切です。
その上で、イライラしたときにどう対処するのがいいのかも教えてあげましょう。
明日ですが、「高校受験が成功する3つの条件」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!発達障害の子の反抗期対応法
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