先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
9月の最終週から小学校に行けなくなりました。理由は、ずっと一緒にいる友達がいないからだそうです。人と関わるのが面倒くさい、怖いと言います。
嫌われるかもしれないから人と関わりたくないと。私が3ケ月前から働き始めた事もきっかけかもしれません。
娘にどう対応していけばいいのか教えて頂きたいです。子どもを抱きしめても言葉で伝えても娘には響きません。夫婦仲は険悪で喧嘩の絶えない日々です。
友達が怖い、嫌われるのが嫌など、人間関係のトラブルで学校へ行けなくなる子って増えています。
そこで本日は、友達が怖くて学校に行けない原因と親ができる対応法をお伝えします。
この対応さえできれば、不登校は早い段階で解決することができるでしょう。子育ての不安も軽減できるはずです。
結論!いちばんの理由は夫婦仲かも
色々な原因が考えられますが、今回の相談者さんの場合は「夫婦仲が悪い」というのがいちばんの原因だと考えられます。
不登校になりやすい子は、HSP(敏感気質)タイプであることが多いです。もしこのタイプの場合、家庭の雰囲気に敏感でしょう。
夫婦喧嘩が多いと、自分のせいだと思ってしまいます。暗い雰囲気の家庭にいるだけで、心が苦しくなってしまうのです。
すると、寝られなくなったり朝起きられなくなったりと、不調が出てきます。夫婦喧嘩はできる限り、子どもがいないところでするようにしましょう。
仕事をしたことは原因か?
仕事を始めたことは、原因になっている可能性もあります。
お母さんとの時間が減ることで、孤独感が増えて、寂しくなるからです。学校に友達がいない場合は、尚更でしょう。
そのため仕事を調整できるなら、今は一緒にいてあげた方が解決は早くなることが多いです。
もちろん、経済的に仕事をしないと仕方がないこともあります。この場合、無理に調整する必要はありません。
愛情バロメータを上げつつ、先生と連携
さらに、子どもの不安な気持ちを聞いて吐き出させてあげることも大切です。これをすることで、心が楽になります。
また、一緒に楽しい時間を過ごすことも大切です。友達ができるまでは、親が代わりになってあげましょう。
こういったことを意識して愛情バロメータを上げていくと、少しずつ学校に対して前向きな気持ちになります。
まずはこの状態を目指すことが大切です。あとはきっかけを上手く作れば、再登校できるでしょう。
本日のまとめ
夫婦仲が悪いと、子どもは心が苦しくなり、不登校にもつながります。子どもの前ではやらないようにしましょう。
そして子どもの不安な気持ちを吐き出させてあげること、一緒に楽しい時間を過ごすことが大切です。
明日ですが、「ADHDの子ども3つの特徴」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!友達が怖い小学生への対応法
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