先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学1年の4月下旬から不登校です。運動をしないので、体力が減っているか心配です。
運動も子どもが興味出るまで、このままさせないほうがいいですか?子どもが出掛けたいというときは、一緒に出掛けています。
不登校の場合、家にいることが多いのでどうしても運動不足になりがちです。
すると気分の切り替えやストレス発散もできず、体力の低下にもつながり、親としては心配でしょう。
そこで本日は、不登校のお子さんの運動不足を解消していく方法をご紹介します。
このステップで進めていくことで、お子さん自身も気持ちが前向きになり、不登校の改善にもつながるでしょう。将来の不安も減るはずです。
不登校が長期化すると体力は減る
不登校が長期化して家から出ない日が続くと、体力は低下していきます。ここでいう体力とは、「心」と「体」の体力です。
「心の体力」とは、将来こんなことやりたい、早く学校に行きたいという「気力」のようなものです。
この気力がないと、体が動きません。親子関係が悪いと、家にいるだけで心の体力が減ってしまいます。
すると体が動かなくなるので、「体の体力」も減ってしまうのです。不登校を解決する場合、「心」と「体」の両面から、体力をつけていくことが必要でしょう。
愛情バロメータを上げ外に連れ出そう
では、どうすればいいのでしょうか?まずは愛情バロメータを上げて、外へ連れ出すことが大切です。
愛情バロメータが上がれば、心のエネルギーが上がります。すると気持ちが前向きになり、体のエネルギーを上げられる状態になるでしょう。
このタイミングで、親子で会話をしながら外に出て、散歩するのがおすすめです。これだけでも、徐々に「体の体力」は戻ってきます。
このときは、まだ学校に戻そうとしなくても大丈夫です。親子で一緒に時間を過ごすことを、楽しみましょう。
外に出かけたくなるきっかけを作ろう
外に出て散歩ができるようになったら、もっと行動の範囲を広げていきましょう。今よりも、体力UPできるからです。
そのためには、子どもが「そこだったら出かけたい」と思えるきっかけを作ってあげましょう。
友達と遊ぶ機会を作る、親せきの家に行く、旅行に行く、行きたいイベントを見つけるなどです。
ここまでできると、あとは行き先を学校に変えていけば、自然と再登校もできるようになります。
本日のまとめ
不登校が長期化して家から出ない日が続くと、体力は低下していきます。まずは愛情バロメータを上げて、一緒に散歩をしましょう。
友達と遊ぶ機会を作る、親せきの家に行く、旅行に行くなどのきっかけを作って、行動の範囲を広げていくことが大切です。
明日ですが、「部屋に引きこもる子が解決した事例」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!不登校の子どもの運動不足解消法
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