提出物を出せない子のサポート法

中学生

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

高校一年生の息子は提出物を出さない。ギリギリまでやらず一気にやろうとして結果間に合わない、かろうじて間に合う場合もある。

夏休みの課題もまだ手をつけずにいるのでヒヤヒヤです。英語の課題のワークを私が長文に線を引いたり手伝っても良いのでしょうか?

子どもが提出物を出さないと、親としては成績は大丈夫か、留年にならないかなど、心配になりますよね。

このとき、中学生と高校生ではサポート方法が変わります。今回は、高校生の場合をお伝えしていきます。

この点を理解していただければ、親子でぶつかることもなく、子どもは将来幸せな人生を送ることができるはずです。

中学生と高校生の子育ての違い

高校生

中学生は、義務教育です。そのため卒業させるために、ある程度は親が勉強のサポートをしなければなりません。

一方、高校生は義務教育ではないため、親があれこれ手伝ってサポートする必要はないでしょう。

中学生の延長で、「なんとかいい成績を取らせたい」「勉強をさせなければ」という姿勢でいると、

いつまでも経っても自立できなくなってしまうので、注意が必要です。

結論!子どもが望むならサポートしよう

サポート

今回の相談者さんのように、お子さんが高校生で、やるべき宿題ができていないとします。

このとき、子どもから「お母さん、線引いてくれない?」と頼んでくるなら、サポートしてあげていいでしょう。

子ども本人が勉強や宿題をやることを望んで、親に助けを求めているからです。

親子関係が良好な場合、子どもは困ったことがあれば親に相談したり、助けを求めてきたりします。

もし赤点になって退学になりそうなら?

赤点

一方、子どもが求めていないなら、手伝う必要はありません。無理に手伝うと過干渉になるからです。

とはいえ、本当に勉強をせず赤点続きとなれば、退学になる可能性も出てくるでしょう。

このときは「勉強したくないなら、無理に高校に行く必要はない」「中卒で社会に出て働く選択肢もある」ということを伝えましょう。

大切なのは、高校を卒業することではありません。将来子どもが、幸せな人生を送ることです。

高校はひとつの通過点でしかないので、それを意識してサポートするようにしましょう。

本日のまとめ

高校生

高校生になったら、親が勉強のサポートをする必要はありません。ただし、子どもから求めてきた場合は、できる範囲でサポートしましょう。

一方、勉強をしたくないなら、退学して中卒で働くという選択肢もあります。親が必要以上に、子どもの勉強に口出ししない方が上手くいきます。

明後日ですが、「不登校の子どもの運動不足解消法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!提出物を出せない子のサポート法

記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります

最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。

クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。

あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。

nblog1

関連記事

  1. キレる

    すぐキレる子の心理と対応法

  2. 応援

    応援すべき進路と反対すべき進路の違い

  3. 親子

    子どもの要求はどこまで聞くべきか?

  4. 学習塾

    学習塾を変える時期とタイミング

  5. 不登校

    高校進学したいのに学校へ行かないときは?

  6. マスクの子供

    子供にすべき!新型コロナウイルス対策

  7. 小学生

    五月雨登校の小学生の解決ステップ

  8. 耳をふさぐ

    アドバイスを聞かない子どもへの対応法

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP