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最近茂木健一郎さんの
書籍を読んでいるのですが、
これが本当に勉強になります。
少し難しい話も多いので、これからちょこちょこ、
私がかみ砕いて解説しようと思います。
今日はその中の一つを紹介します。
気持ち良さを感じると、ドーパミンが出ます。
人間と言うのは、一生懸命考えていた問題が解けたとき、
「やった!できた!」
という達成化を味わうと思います。
この時、脳の中ではある変化が起きています。
それは何かというと、
ドーパミンという物質が出ています。
このドーパミンと言うのは、
気持ちよさを感じる物質です。
で、ここからが面白いのですが、
人間と言うのは、どういった行為をしたときに、
この気持ちよさを感じたかを明確に覚えていきます。
例えば勉強をして、
「この問題が解けた!」という
気持ちよさを味わったとします。
すると人間は、
勉強をする=気持ちいい
と認識します。
その結果勉強が楽しくなるのです。
さらに勉強してできたときに、
親が褒めたりご褒美を上げたりすると
さらに気持ちよさが増します。
その結果ますます勉強が好きになっていきます。
よく勉強しなさい!
と怒っている家庭があるのですが、
勉強しなさいと怒られて
子どもが嫌々勉強してもドーパミンはでません。
ドーパミンが出ないどころか、
「嫌だ」という気持ちで勉強をするので、
勉強すること=嫌な気持ち
という認識になっていきます。
その結果、
どんどん勉強が嫌いになっていきます。
叱るよりも褒めてあげて下さい!
私は今まで、特に脳の構造など考えずに、子どものやる気を出させるには、
勉強しなさい!と叱るのではなく、きちんとご褒美を設定して、
出来たら思いっきり褒めてくださいとアドバイスをしてきました。
これは私の経験則から、こちらの流れの方が、
子どもたちのやる気は上がると思っているからです。
ただ茂木さんの話を読むと、
脳のメカニズム的にも、叱るよりも褒めてあげた方が、
やる気は出るということです。
もしあなたが今、
毎日毎日子供を叱っているのであれば、
一度叱るのをやめて、
できたときに褒める式に変えてみてください。
これだけでかなり結果が、
変わってくると思いますよ。
>> 茂木健一郎さんの書籍はこちら
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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