子どもの学力が上がるかどうかは、学校や塾にかかっていると思っていませんか?
実は親の接し方も、子どもの学力に大きく影響しています。そこで今回は、子どもの学力を上げる家庭での接し方を3つ紹介しましょう。
間違ったサポートをすると、子どもの成績は低いままで、受験などにも失敗してしまうかもしれません。
接し方1 将来の夢の話をする
そもそも、なぜ勉強する必要があるのでしょうか。いろいろな理由がありますが、一番大きいのは、夢を叶えるためです。
将来医者になりたいなら、医学部に入るための高い学力が必要になります。将来海外で仕事をしたいなら、ある程度英語力が必要でしょう。
普段から家庭で親が子どもと、将来の夢の話をしていると、子どもは自分が将来どんな職業に就きたいかを考えます。
そのために勉強が必要だとわかれば、やる気も上がるのです。
接し方2 勉強してなくても叱らない
子どもが勉強していないと、つい叱りたくなるかもしれません。しかし、叱ってもやる気は出ないでしょう。
勉強のやる気を引き出すときに必要なのは、叱ることではなく動機づけをすることだからです。
むしろ叱れば叱るほど、子どもはさらにやる気をなくしていくでしょう。
わからないことがあれば教えたり、面倒な作業を親が手伝ったりという方法で、勉強のやる気が維持するサポートをすることが大切です。
接し方3 勉強を手伝える親子関係を作る
良好な親子関係を作ることも、子どもの学力アップには欠かせません。
親子関係が悪い状態では、子どもは親の言うことを聞かないため、勉強のアドバイスもできないからです。
また、親子関係が良好だと、子どもは勉強するエネルギーが出てきます。親を喜ばせるために、勉強を頑張ろうと思えるからです。
そこで、日常的に子どもの要求を聞いたり、子どもがしたい話をしたりして、親子関係を良い状態に保ちましょう。
本日のまとめ
子どもの学力を上げるには「将来の夢の話をする」「勉強していなくても叱らない」「手伝える親子関係を作る」という3つの接し方が重要です。
まずは親子関係を改善し、勉強について一緒に話し合えるようにすることから始めましょう。
明日ですが、『「学校に行きたくない」は受け入れるべき?』というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。