道山の英検・漢検・数検に対する考え方

検定

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中学生本人から、

「英検のテスト勉強を頑張っています!」

「今は漢検に向けて努力しています!」

 

というような意気込みのメールや、保護者の方から、

「漢検と定期テストってどちらを優先させるべきですか?」

「英検って入試に役に立ちますか?」

というような質問メールを良くいただきます。

 

そこで本日は、

こういった検定試験に対する、道山の考え方をお話しします。

※あくまでも私がそう思うというだけです。

 

まず一度でも良いので、

高校の推薦基準を見ていただきたいのですが、

良く書いてあることとして、

 

  • 部活を3年間続けている
  • 英検3級以上or漢検3級以上
  • 生徒会役員の経験
  • 学級委員の経験
 

の中から1つの受験を満たし、

かつ他の生徒の見本となる生徒であること。

というような表現になっていると思います。

 

こういった表現を見ると、

英検3級を取っておけば推薦もらえるじゃん!

と思ってしまう子が多いのですが、

 

逆に考えると、

英検なんて取らなくても、部活を3年間続ければ、

推薦は貰えるわけです。

※もちろん他の生徒の見本となることが前提

 

であれば、

私はわざわざ漢検や英検の勉強をするよりも、

定期テストの点数を上げる勉強をした方が、

高校の合格率は上がると思っています。

 

じゃあ英検や漢検や数検って、

受ける意味はないの?

と思ってしまう子もいると思うのですが、

そんなことはありません。

 

実は3つのメリットがあります。

メリット1 試験になれる

高校受験と言うのは、

今までとは少し変わった雰囲気で、

テストを受けることになります。

 

 

そうなると、

今までの実力がそのまま発揮できない

と言うことが多いです。

 

 

この他の雰囲気になれるという意味で、

英検などを定期的に受けることは、

意味があると思います。

 

 

ただこれも少し考え方を変えると、

英検ではなくても模試でも同じです。

模試があまりない地域などであれば、

英検や漢検を受けておくのも良いと思います。

 

メリット2 それだけで合格できる

これは英検の話なのですが、

例えば中学生の時点で、

2級とか準1級とか取れる実力があれば、

それだけで高校に受かることがあります。

 

 

英語に力を入れている私立高校などです。

ですので、もし帰国子女などで、

英語の能力がずば抜けている場合、

2級以上を取っておくと良いです。

 

 

参考までに、

準2級まではきちんと勉強すれば

意外と取れてしまうものなので、

目指すなら2級以上です。

 

 

メリット3 リスニングの勉強

これも英検の話なのですが、

英検のテキストと言うのは、

リスニングを勉強するための教材としてかなり良い教材です。

 

 

現在英語のリスニングが苦手と言う子の場合、

英検のテキストを使って勉強すると、

リスニング力が付きます。

 

 

ただこれも言い換えると、英検でなくても、

書店に売っているリスニング用の受験対策教材や

教科書ガイドのCDなどでも同じようにリスニング力を

付けることができます。

 

 

あとまれにですが、

学校でまとめて英検を受けて、

そのテンスが内申点に入るという学校もあります。

 

 

こういった場合は、

もちろん勉強した方が良いです。

 

 

と言うことで、英検・漢検・数検というのは、

ここまでのメリットなどを読みながら、

自分に必要だと思ったら、勉強すればよいです。

 

 

ただ取っておくとなんとなく

将来役に立ちそうだと思って勉強するというのは、

正直時間の無駄になります。

 

 

学校のテスト勉強をした方が、

将来の進路が広がって、役に立つと思うので、

必ず目的を考えてから勉強してくださいね。

 

 

 

今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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