過干渉な親と子どもの末路

過干渉

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中1。数学、英語の公文に行ってます。しかし、行ったり行かなかったりで、高い月謝なので辞めたら?と言うと辞めません。

辞めて成績が下がるとお母さんのせいやと言われます。家では全く勉強しません。過干渉でしたが、少しは自分でセーブしています。

学校の再提出物のことを言うと、うるさいと言われます。言った方がいいのか、ほっておいた方がいいのか、わかりません。過干渉ですか?

過干渉が良くないとわかっていても、どこまで言うべきかどうかで悩んでいませんか?

そこで本日は、過干渉の定義と、子どもがどうなるのか、そして言いたいことを言い合える親子関係になる方法をお伝えします。

過干渉の悪影響が理解できれば、この先の子育てを変えられるでしょう。子どもの将来も、きっと明るくなると思います。

過干渉とは?

過干渉

過干渉とは、干渉しすぎることです。干渉することが、すべて悪いわけではありません。

未成年の子が「タバコ吸いたい」と言ったら、ダメと伝える(干渉する)のが親だからです。

ただ、無理に言う必要がないこと(たとえば宿題や勉強のことなど)を言いすぎると過干渉となって、親子関係が悪化します。

過干渉かどうかをチェックするには?

親子

今の状態が過干渉になっているかどうかを見極めるには、子どもの様子をチェックしましょう。

子どもが「言われて当然」と思っているなら、過干渉ではありません。一方「うざい」と思っているなら、過干渉といえるでしょう。

現状は「うるさい」と言われているため、過干渉になりかけの状態です。いくら提出物のことを言っても、子どもはやってくれないでしょう。

このまま言い続けるとどうなるか?

夜中の外出

おそらく今の状態が続くと、中2でさらに悪化します。その結果、親への暴言や暴力、不登校、夜中の外出などにつながる可能性があります。

提出物のことは、無理に言う必要はありません。先生に言ってもらうようにしましょう。

もちろん、いくら親子関係が悪くても、タバコのように法律に触れることなどは言わなければいけません。取返しのつかないことにつながるからです。

それ以外の大きな失敗にならないことは、一旦言うのをやめて、親子関係を改善してから伝えるようにしましょう

言いたいことを言える親子関係の作り方

唐揚げ

言いたいことを言える親子関係を作るには、子どもが求めることをたくさんしてあげることが大切です。

思春期の子は、親が100やってあげれば10言うことを聞いてくれるようになります。

子どもによって求めていることは違います。好きな料理を作る、一緒にゲームをする、学校の話を聞く、明るい家庭を作るなど、

子どもが何を求めているかをチェックし、手間と時間を注ぎましょう。関係が良くなれば、宿題のことも言えるようになります。

本日のまとめ

中学生

過干渉の子育てをすると、子どもは親のことをうざいと感じるようになり、何も言えない関係になってしまいます。

これを改善するには、子どもの求めていることを行って関係を良くしましょう。その間は、迷傷法以外のことは言わなくて大丈夫です。

明日ですが、「プレゼン、発表で高得点が取れる話し方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!過干渉な親と子どもの末路

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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