行動が遅い子どもへの対応法

親子

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

今やっていることから次の行動への切り替えが、とても悪くて困っています。

最近、YouTubeの視聴時間で殆ど暇を埋めている息子は、一度見出すとやめるまでに30分以上かかり、家族での毎日のリズムがめちゃくちゃになってしまい困っています。

子どもがYouTubeやスマホばかりしていて行動の切り替えができないと、見ていてイライラしますよね。

実は、本日お伝えする対応ができていないと、このようなケースになってしまうことが多です。

改善ステップをまとめたので、試していただければと思います。子どもの反発が少なくなるため、子育ての負担も減るはずです。

対策1.事前に時間を伝える

時計

1つ目に、事前に時間を伝えておきましょう。たとえば、夕食の時間です。

子どもがYouTubeを見始める前に「もうすぐ夕食だけど、何時から食べる?」と子どもに聞き、その時間になったら声をかけましょう。

子どもの許可を得ているため、子どもの反発が減ります。このとき、子どもの意志を確認せず、親が自分の時間を押し付けるのはNGです。

子どもには子どもの予定があるので、それも含めて時間を決めるようにしましょう。

対策2.行動したくない原因を潰す

スマホ

2つ目に、行動したくない原因を潰すことも大切です。たとえば、朝学校に行く前にやたら動かないのであれば、
  • 学校に行きたくない理由がある
  • 愛情バロメータが低く、行動するエネルギーがない
  • 体の疲れがたまっている
こういったことが原因として考えられます。つまり、子ども本人も動きたいけどできないためYouTubeに逃げている、という状態です。

この場合は、根本的な原因を解決していきましょう。不登校の場合は、先生と連携することが大切です。

対策3.長い目でやってほしい対応法

読書

3つ目に、YouTube以外の楽しみを作りましょう。YouTubeを消してでもやりたいことがあれば、自然と離れることができるからです。

「他の楽しみがわかりません」「好きなことはYouTubeしかありません」という場合は「観察不足」の可能性もあります。

子どもとコミュニケーションをとって、好きなことや興味あることを聞いてあげましょう。

色々なところへ連れ出したり、様々な経験をさせることで、子どもの興味が広がり、好きなことも増えるはずです。

本日のまとめ

中学生

次の行動への切り替えが遅い子どもには、事前に時間を伝えること、行動したくない原因を潰すことを意識してみてください。

さらにYouTube以外の楽しみをつくることで、依存状態が改善できます。子どもの好きな分野を、引き出してあげましょう。

明日ですが、「中学生に経験させないと損すること3選」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!行動が遅い子どもへの対応法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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