先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学2年生の子供がいます。フォートナイトで死ねとか暴言が酷いです。注意しても直りません。どうしたらいいでしょうか?
今回の相談者さんは、お子さんがフォートナイトというゲームをしながら、ひどい暴言が目立つことを気にされています。
そこで今回は、フォートナイトに限らず、ゲームをしているときの暴言や言葉遣いを、どのように直していけば良いのかをお伝えします。
なお、決してフォートナイトを否定するわけではありません。一つの例として紹介するだけなので、ご理解頂ければ幸いです。
フォートナイトをすると、将来問題を起こす子になるのか?
今回のような相談をくださるお父さんお母さんのいちばんの心配事は、子どもが将来問題を起こしてしまうのではないか、ということです。
フォートナイトに限らず、今はやっているゲームには、切り合いや打ち合いシーンが多いものがあるからです。結論から言うと、ゲームで子どもが問題を起こすことはありません。
その証拠に、私も子どものころ「007ゴールデンアイ」という打ち合いのゲームにはまっていましたが、現在問題は起こしていません(笑)
結局、子どもの性格を作るうえで大事なことは、親が子どもに暴力を振るっていないか、愛情バロメータは高いかの2つです。
もちろん、友達関係や学校の先生の言葉などの影響もあります。ただ親が意識できることとしては、この2つです。
そして、この2つを意識すれば、暴力的なゲームをやっても、将来問題を起こす人間になる確率はかなり下がります。
まずはストレスを解消しよう
お子さんが、ゲームをしながら暴言を吐くことでストレス解消している場合、一番の原因はストレスがたまっていることです。まずは、ここを解消しましょう。
話を聞いてあげたり、遊びに付き合ってあげたりしながら、子どものストレスが発散されるサポートをしましょう。
食事や、団らんの時間に話を聞いてあげたり、週末にサッカーの練習に付き合ったりするなど、子どもの要求に応えてあげることも大切です。
ストレスがなくなってくると、少しずつイライラすることが減ってきます。暴言もなくなってくるでしょう。
落ち着いているときに伝えよう
ストレス解消ができたら、子どもが落ち着いているときに状況を改善するように伝えます。ここでのポイントは、「そんな言葉遣いやめなさい!」と言わないことです。
こういった言い方をすると、思春期の子どもは反発するからです。そうではなく、「あなたが、昨日の夜みたいな怖い言葉遣いをしているのを聞くと、お母さん悲しくなる」という感じで伝えましょう。
強制ではなく、悲しい気持ちを伝えるのが大事です。もちろん、ゲームに夢中のときに伝えても意味がありません。子どもが冷静に話を聞けるときに伝えましょう。
その方が、お父さんお母さんの気持ちはしっかり伝わるはずです。これを繰り返すことで、少しずつ子どもの暴言は減り、乱暴な言葉遣いはなくなっていくでしょう。
本日のまとめ
フォートナイトなどのゲームが原因で、子どもが問題を起こす人間になるということはありません。ただ、親が子どもに暴力を振るっていたり、愛情バロメータが低いと、話は別です。
話を聞いてあげたり、遊びに付き合ってあげたりしながら、ストレスを解消してあげましょう。また、子どもが冷静なときに、乱暴な言葉遣いに悲しんでいることを伝えるのが効果的です。
明日ですが、「オール1でも高校に入れるのか?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!フォートナイトをすると子どもは荒れるのか?
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