親子関係の基本は、親子での会話です。普段からどんな会話をしているかで、子どもが親のことをどう感じるのかが変わります。
関係が悪くなると、子どもは親のことを信用できなくなります。すると、困ったときに相談をすることもできません。
この記事では、子どもへの効果的な声かけを3種類紹介します。子どもとの普段の会話を見直せば、良い親子関係に近づくことができるはずです。
勉強編「何か手伝えることがあったら言ってね」
最初は、勉強に関する声かけ「何か手伝えることがあったら言ってね」です。
もっと子どもが積極的に勉強するように、声をかけるべきかと思うかもしれません。ただ、親が強く言うほど、子どもは勉強が嫌いになります。
しっかりと勉強をしているかどうかは、親からではわかりません。だからこそ、「やっている」と思って声をかけるのが信頼関係の構築につながります。
子どもの性格にもよりますが、親子の信頼関係が築けていれば、勉強で困ったことがあれば相談してくるようになるでしょう。
生活編「無理しなくていいよ」
子どもも大人と同じかそれ以上に、毎日を頑張って生活しています。親からすると頑張りが足りないように見えても、子どもの中では頑張っているのです。
そのような状態で「もっと頑張れ」というようなことを言われれば、子どもは当然苦しくなります。
「無理しなくていいよ」という気遣いの言葉をかけられれば、子どもは自分の頑張りを認めてもらったような気持ちになります。
「頑張ってるね」という感じで、直接頑張りを褒める言葉をかけてもいいでしょう。
受験編「あなたが決めたことなら応援するよ」
受験は、子どもにとっても親にとっても一大イベントです。特に進路については重要で、子どもはみんな親が決めたレールの上を歩くのではなく、自分の道を進みたいと思っています。
親が進学してほしい学校と子どもが行きたい学校が違うと、つい反対したくなるかもしれません。しかし、親が心の底から子どもが決めたことを応援できないと、子どもは悲しく思うでしょう。
子どもは、自分が決めた進路を応援してほしいと思っているからです。「あなたが決めたことなら応援するよ」という声かけは、子どもにわかりやすく気持ちを伝えるものです。
進路選択で意見が割れた時、勇気を出して言ってみてください。お子さんの表情が変わるのが、わかるはずです。
本日のまとめ
親が子どもを気遣い、応援していることを日々しっかりと伝えていくと、子育ては上手くいきます。
「何か手伝えることがあったら言ってね」「無理しなくていいよ」「あなたが決めたことなら応援するよ」これらの声かけを試してみてください。お子さんとの関係がさらに良くなるはずです。
明日ですが、「ゲーム依存改善において大切なこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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