子どもの勉強に向き合っているのに、勉強嫌いのままだと辛いですよね。実は、家庭の雰囲気や親の接し方によって、子どものやる気は変わります。
そこで本日は、子どもが勉強嫌いになる家庭の特徴について解説しましょう。
この特徴にならないように意識できれば、子どもは勉強好きになります。成績も上がり、受験の合格にも近づくはずです。
特徴1.親が何もサポートしない家庭
勉強が苦手といっても、最初から苦手なわけではありません。頑張ってもうまくいかないと、少しずつやらなくなっていくのです。
つまり、親がきちんと勉強をサポートすれば、苦手になることってほとんどありません。そこで、親がすべきこととは、
- 何をやればいいかを教える(「ワークを解くといいよ」「単語カードで漢字を覚えよう」など)
- わからない問題を教える(親が難しいなら家庭教師や塾の力を借りる)
特徴2.「勉強や受験の話ばかり」の家庭
「勉強の話をたくさんした方が成績UPにつながる」というのは間違いです。なぜなら、子どもはそんな話したくないからです。
そのため、子どもがしたい会話を9割、親がしたい勉強の話は1割くらいにするといいでしょう。
たとえば、最初はゲームの話をして少し経った後、「そろそろ宿題やる?」と声をかけた方が、子どももやる気になります。
すると勉強時間が増え、成績が上がります。勉強も自信を持てるようになっていくでしょう。
特徴3.「成績が下がったら叱られる」家庭
テストの点数が下がったことを毎回叱っていると、子どもはテストの結果を見せたくなくなります。
すると、いつテストがあるか、勉強のどこがわからないのか、などの話をしてくれなくなるでしょう。これでは、親はサポートができません。
その結果、勉強が苦手になってしまい、余計に叱りたくなるでしょう。
そのため、基本的にはテストの点が悪くても叱らず、何がダメだったかを子どもと一緒に考えましょう。
何回か続けていくと、少しずつ自分で原因がわかるようになり、自ら改善策を思いつくようになります。テストの結果にも表れるはずです。
本日のまとめ
「親が何もサポートしない」「勉強や受験の話ばかり」「成績が下がったら叱られる」の3つの特徴がある家庭は、
子どもが勉強嫌いになる可能性が高いです。この3つをしないよう、日頃から意識してみてください。勉強に対する苦手意識も、少しずつなくなっていくはずです。
明後日ですが、「勉強しているのに成績が上がらない理由」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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