先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
「勉強しなさい」と言わなかったら、本当に勉強をしません。テスト前でも、ゲーム、テレビ、漫画自由に過ごしたい放題です。
ご相談のように、子どもに勉強して欲しいと思ってもなかなかしてくれず、悩んではいないでしょうか?
基本的に子どもは勉強が好きではないため、自発的に勉強するようになるのはかなり難しいです。
そこで今回は、子どもが勉強するようになるために親がすべきことを紹介しましょう。
間違ってサポートをすると、今後ずっと子どもの成績が上がらないので、注意してください。
結論!勉強しなさいをやめるのは、最初のステップ
「勉強しなさい」と言わないことは、親子の関係性を良くするために重要です。ただ、これだけでは、自分から勉強するようにはなりません。
子どもが嫌がることを言わないようにして良好な親子関係になれば、子どもは家にいるだけでストレスが解消できるようになります。
すると、勉強するエネルギーが出てくるのです。ここまで来たら、次に勉強の動機づけをしましょう。
動機づけまでして、初めて子どもは自分から勉強をしようと思えるのです。具体的なやり方を、説明します。
良好な親子関係の作り方
良好な親子関係を作るための方法は、単純です。子どもが喜ぶことをして、嫌がることをしないようにしましょう。
たとえば「勉強しなさい」と何度も言うことは、子どもの嫌がることです。言えば言うほど、どんどん関係が悪くなるでしょう。
もちろん、子どもが「やる気を出すために勉強しろと言って欲しい」という場合は別です。
子どもが喜ぶこととは、好きな料理を作るようにすることや、共通の話題を作って他愛のない話をすることなどです。これらを実践して、親子関係をよくしましょう。
子どもが勉強を始める動機づけ方法
勉強のやる気を引き出すための動機づけは、子どもの性格や状況によってやり方を変えましょう。どんなことでやる気が出るかを、しっかりチェックすることが大切です。
たとえば受験生なら、「絶対に行きたい志望校を見つける」ことが効果的です。学校の資料集めなどを手伝い、一緒に進路を考えてみましょう。
何か欲しいものがある場合は、成績アップのご褒美にするのも効果的です。承認欲求が強い子なら、褒めることが動機づけになることもあります。
お子さんの状況に合わせて、やり方を変えましょう。
本日のまとめ
子どもの成績を上げるには「親子関係の改善」と「勉強への動機づけ」の2つのステップが重要です。
まずは「勉強しなさい」と言わずに関係を改善し、それから動機づけの方法を考えるようにしましょう。
明日ですが、「学校への行き渋りが解決した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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