お子さんってどんな習い事をしていますか?習い事やクラブ活動は、将来の夢を見つけたり、学校教育だけでは養えない力を伸ばしたりする上では効果的です。
ただ、習い事は間違って選んでしまうとお金が無くなるだけではなく、子どもの才能を潰したりすることもあるので、注意しましょう。
次の3つのことを意識して選んでいくと、失敗することが少ないです。子どもの習い事で迷っていたら、参考にしていただけますと幸いです。
基準1.子どもが興味を持っているかどうか
習い事を選ぶ上で意識すべきことの1つ目は、子どもが興味を持ったことです。
親が習わせたいと思っても、子どもが興味を持っていなかったらやめた方がいいでしょう。
私自身、小さいころにピアノを習ったことがあります。しかし、楽しくなくてすぐにやめてしまいました。
一方で、水泳は長く続けることができました。この違いは「興味があるかどうか」です。
本人に興味がないことをやっても楽しめず、能力も伸びないことがほとんどでしょう。
基準2.家からの距離が近いかどうか
2つ目は、家からの距離です。子どもが水泳に興味を持ったとしましょう。このとき、
- 家から15分の小さな水泳教室
- 家から1時間のオリンピック選手も入室しているような有名な水泳教室
しかし、送り迎えは想像以上に親の負担が大きいです。そのため、最初は親も通わせやすいところを選びましょう。
才能がわかってコーチから、レベルの高いところでの練習を勧められたタイミングで、遠いところを考えた方が失敗しないでしょう。
基準3.経済的な負担となっていないか
3つ目は、経済的な負担となっていないかどうかです。たとえば、1ヶ月10万円かかる習い事があるとします。
経済的に余裕がある家庭なら問題ありませんが、通常の家庭だとさすがに負担が大きいでしょう。
そういった習い事を契約すると、子どもが「今日お腹が痛いから休みたい」と言っても、お金がもったいないから無理に行かせようとしてしまいます。
すると過干渉となって、親子関係が悪くなるでしょう。最初は子どもが休みたいと言っても、イライラしないくらいの負担のところを選ぶといいです。
そこで上達して、「もっとお金をかけていいレッスンを受けさせた方がいい」となってから、高い所を検討するようにしましょう。
本日のまとめ
「子どもが興味を持っていない」「家から遠い」「経済的な負担が大きい」に当てはまる習い事は、やめた方がいいでしょう。
習い事を始めて、才能を感じたり、子どもがのめり込んでいったりしたら、とことん応援してあげることが大切です。
また、子どもに手を出したり、暴言を吐いたりする先生や監督がいるところも、子どもの自己肯定感が下がってしまいます。注意しましょう。
明後日ですが、「アドバイスを聞かない子どもへの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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