先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
思春期の子育て講座を受講して、私の過干渉により子供が精神的に参っていることに気がつくことができました。
今、100パーセントの過保護になるよう努力して指示もほぼ出さないようにしています。けれど、子供は一切勉強せず、8年続けてきたバレエもお休みしています。
そんな子供を過保護に接していくのが大変で辛いです。道山先生、何かお言葉を頂きたいです。
私のメルマガ読んだ結果、「過保護に接するのがつらい」「子育てに疲れてしまった」と悩まれていないでしょうか。そこで今回は、過保護に接するのがつらいときの子育て法をお伝えします。
子育てを頑張りすぎている場合、今日の記事を読んでいただくと少しだけ気持ちが楽になるでしょう。その結果、親子関係もお子さんの今後の人生も上手くいくようになるはずです。
子どもに求めるレベルを下げよう
今回の相談者さんにとって、子育てがつらい理由は2つです。子どもが勉強しないことと、バレエを休んでいることです。
この場合、求める基準を下げないといけません。「勉強してほしい、バレエを頑張ってほしい」と思っている気持ちを「元気に笑顔で生活してほしい」に変えるのです。
すると、リビングで子どもが笑ってくれるだけでうれしくなりますよね。勉強やバレエをしていなくても、気にならなくなるはずです。
勉強=幸せになる道ではない
「道山先生!そんなこと言われても、勉強しなかったら将来困りませんか?」と思われたかもしれません。
実は、違います。というのも、勉強は将来幸せになるための一つの手段だけで、勉強できなくても幸せな人はたくさんいるからです。
一方、オール5で東大卒でも引きこもりになってしまい、苦しんでいる人もいます。では両者の違いは何でしょうか?
その違いは、「自分が望む人生を送れているかどうか」です。つまり、偏差値の高い高校に行きたいと思っているなら、勉強を頑張ることが幸せです。
しかしそういった想いがないなら、勉強を頑張っても幸せになれない可能性もあるのです。
求めるレベルを下げると起こる変化
親が子どもに求めるレベルを下げると、子どもは自分の心と向き合えるようになります。その結果、「本当はバレエをしたい、いい高校に行きたい」と思うこともあります。
そうなったら、子どものことを応援してあげましょう。大事なことは、子どもに大きな期待をかけないことです。
そのほうが、子どもは素直に気持ちを表現できるようになり、親子関係もどんどん良くなっていくでしょう。
「なんとか勉強させないと」「なんとかバレエを続けさせないと」という気持ちがなくなれば、子育ても楽になりますよ。
本日のまとめ
子どもへの期待が大きいと、うまくいかないとき子育てがつらくなってしまうので、子どもに求めるレベルを下げましょう。
必ずしも成績を上げることが子どもの幸せにつながるわけではなく、自分が望む人生を送れるようにサポートすることが大事です。
こういったお話しは、思春期の子育て講座で詳しく解説しています。まだ読まれていなければ、読んでみてください。
>>思春期の子育て無料講座
明日ですが、「昼夜逆転生活の治し方3ステップ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもの要求を聞くのに疲れたら?
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