最近、友達や先生に素直に謝ることができない子どもが増えています。これは、正しい謝り方を知らないことが原因というケースも少なくありません。
そこで今回は、私が尊敬している和尚さんから教えてもらった、最強の謝り方をお伝えしましょう。ぜひ、お子さんにも伝えてあげてください。
きちんと謝ることができるようになれば、人から好かれます。友達や親子関係も良好になり、日々の生活も充実するはずです。
1.謝る最強のタイミング
謝るタイミングを間違えてしまうと、謝罪の気持ちが相手に届かないことがあります。では、どのタイミングで謝ればいいのか。
最強のタイミングは、「相手が怒る前」です。たとえば、相手にぶつかってしまったとしましょう。
このとき「今ぶつかっただろ」と怒られた後で謝っても、「気をつけろ」とさらに怒られてしまう可能性があります。
一方、相手が怒る前に「ごめんなさい!大丈夫ですか?ケガはなかったですか?」と伝えたらどうでしょうか。多くの人は「大丈夫ですよ」と言ってくれるはずです。
このように、人は先に謝られるとそれ以上言えなくなります。相手が怒る前に謝ることを、意識するといいでしょう。
2.ごめんなさいを言う強さ
次に、ごめんなさいを言う強さも重要です。
たとえ先に謝ったとしても、「あ、ごめんごめん」のように軽すぎると、「ふざけてるのか?」と怒られることもあるでしょう。
一方、「本当にごめんなさい」と土下座して謝ったら、「いやいや、そこまでしなくていいです」と逆に気を遣わせてしまいます。
つまり、相手の怒りの強さに合わせるのが大事なのです。
- イライラが強い時はやや強め
- 弱い時はやや弱め
3.ごめんなさいを言う角度
最後に、ごめんなさいを言う角度も意識するといいです。
たとえば、オラオラ系の人に対しては、腰を低くして、やや下から行った方が許してもらえる確率が上がります。
一方、寂しがりやの人に対しては、心に向かってズバっと行った方が、しっかりと届きます。
このように相手のタイプによって、腰を低くするのか正面から向かっていくのかを変えるといいでしょう。
本日のまとめ
意外とこういった謝り方のコツを知らない子が多いです。ぜひ、お子さんにも伝えてあげてください。
また、親子で謝る時に練習することで、愛情バロメータUPにもつながります。親が子どもに謝る時にも効果的です。
明日ですが、「子どもの非行の原因と対策法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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