先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1男子です。最近特定の女子と仲良くしているようで、毎日2人で登校し委員会も同じものに決めているようです。
クラスは別です。毎日LINEしていて深夜1時頃まで起きていることもあります。私はどういう対応をしたらいいでしょうか。
思春期は、異性に関心を持つ時期でもあります。親として、どこまで子どもの恋愛に関わるべきか迷いますよね。
ただし、ここで間違ったサポートをすると、親子関係が一気に悪化してしまいます。
そこで本日は、親が子どもの恋愛にどこまで関わるべきをお伝えします。関係が悪化する前に、チェックしていただければと思います。
やってはいけない2つの関わり方
今回の相談者さんのように子どもの状況が心配だとしても、やってはいけない関わり方があります。
1つ目は「探る」ことです。子どもの状況を知りたいとはいえ、勝手にスマホを見るはやめましょう。
もしもバレたときに、一気に信頼関係が崩れてしまうからです。子どもの許可をとった上でチェックするのは、問題ありません。
2つ目は「否定」です。たとえば「異性ではなく、同性と仲良くしなさい」というのは今の子どもを否定していることになります。
基本的には、法律やルールに違反すること、人に迷惑をかけること、人を傷つけること以外は、否定しないようにしましょう。
子どもが求める関わり方
では、どのようにサポートしていけばいいのでしょうか?まずは、愛情バロメータUPです。
良好な親子関係があれば、子どもは何かあったときには親に相談してくるようになります。
万が一、トラブルがあったときにも、早期解決につなげることができるでしょう。
次に、求められたタイミングでアドバイスをするということです。親子関係が良くなると、恋愛の話ができるようになります。
こういった話が出たり、恋愛の相談をされたタイミングで「体の関係はやめてよ」など、最低限のルールを伝えるといいでしょう。
子どもが異性で伝えにくい場合は、父親、親戚の男性(母親、親戚の女性)、家庭教師の先生などに伝えてもらうといいです。
唯一指摘するのは生活リズム
今回の相談者さんの場合、お子さんが深夜1時に寝ているとのことです。中学1年生でこの時間は、少し遅いでしょう。
恋愛を否定するのはよくありませんが、子どもの生活リズムを正しくするためのサポートは必要です。
「夜寝るのが遅くて朝起きれないなら、スマホは12時までにしようか」など、子どもと一緒にルールを決めましょう。
ただし、これも愛情バロメータが高くないと子どもは反発してきます。日頃から良好な親子関係をつくっておくことが大切です。
本日のまとめ
子どもの恋愛事情が気になったとしても、勝手にスマホを見るなどの「探る」こと、子どもを「否定」することはやめましょう。
やるべきことは愛情バロメータUPをして、子どもからの信頼を得ることです。何か困ったことがあれば、子どもは親に相談してくるようになります。
明後日ですが、「高校生のゲーム依存症の治し方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもの恋愛にどこまで関わるべき?
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。