先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高校2年生男子です。息子が親に心を開かなくなり1年近くになります。高校生にもなると、改善は難しいのでしょうか。
中学生も高校生も、子育ての基本的な考えは同じです。しかし、意識すべきことが異なります。
そこで本日は、高校生の子育てで意識すべき2つのコツを解説していきます。
今お子さんが高校生ならもちろん、中学生や小学生でもいずれ必要となる考え方です。参考にしていただければ幸いです。
高校生になると子育てが難しくなる理由
高校生になると、子育ての難易度は上がります。中学生のときよりも接する時間が減ってくるため、限られた時間で愛情バロメータを上げないといけないからです。
さらに行動範囲が広がり、バイトができるようになります。自分でお金を稼ぐことができるため、親に頼ることも減っていくでしょう。
そのため、ごほうび作戦などで勉強させるのは、難しくなっていきます。
高校生の子育てで意識すべき2つのコツ
でも、大丈夫です。高校生の子育てで意識すべき「コツ」が2つあります。
1つ目は、接する時間を大切にすることです。高校生は、中学生以上に忙しいです。
家族で過ごせる時間は、朝食や寝る直前だけということもあるでしょう。この短い時間で勉強の話ばかりしていたら、子どもはどう思うでしょうか?
「親とは話したくない、距離をとろう」と思ってしまいますよね。
「無理しないでね。好きなおやつ用意しておいたからね」など、子どもが親との時間を過ごしたいと思うような声かけを行いましょう。
2つ目は、干渉の頻度を減らすことです。高校生になれば、ある程度自分で善悪がつけられるようになります。
そのため、求められたときだけサポートすれば問題ありません。もちろん、小さい頃からダメなことはダメと教えてきたことが前提です。
これができていれば、親が何も言わなくても子どもは育っていきます。
お弁当が最強の愛情提供ツール
高校生の子育てで、力を入れてほしいことがあります。それは「お弁当」です。
高校には、学食や売店があるかもしれません。しかし、愛情のこもったお弁当をできる限り作ってあげてください。
子どもの好物を入れたり、嫌がらなければ手紙を添えたりすることで、親の愛情をしっかりと伝えることができます。
あまり接する時間がないからこそ、お弁当はお子さんに愛情を伝える最強の手段です。
本日のまとめ
高校生の子育てで意識すべきコツは、接する時間を大切にすること、干渉の頻度を減らすことです。
自分が子どもだったらどういう親がいいのかという姿を想像し、そこを目指していきましょう。
明日ですが、「別室登校から高校受験に合格した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!高校生の子育てで意識すべき2つのこと
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