中学3年生のお子さんがいらっしゃる場合、まもなく進路を確定する時期かと思います。
この時、誰でも一度は「最近流行りの通信制高校と全日制高校って、どっちがいいのかな?」と悩むのではないでしょうか。
そこで今回は、私が受験生の親子をのべ3000組以上サポートした経験、実際に通信制高校を運営されている先生方から聞いた情報をもとに、
どっちがいいのか解説します。中学1,2年生のお子さんがいる場合も、いずれ悩むテーマだと思うのでこの機会に考えていただければと思います。
通信制高校のメリットとは
最初に、通信制高校と全日制高校、それぞれのメリットやデメリットを紹介しましょう。まず、通信制高校のメリットは主に2つあります。
1つ目は、学びたいことをとことん学べること。2つ目は、自由なスケジュールで勉強できることです。
全日制高校よりも専門ジャンルの勉強をできる学校が多いので、お子さんが本当にやりたいことを勉強できる確率が上がります。
また、スクーリングしてもいいし、自宅で勉強してもいいので、かなりやりたいようにやれるのが通信制高校です。
通信制高校のデメリットとは?
もちろん、デメリットもあります。それは、自由な分、責任が伴うということです。
全日制高校のようにカリキュラムが決まっているわけではないので、自分で考えて計画を立てて授業を受けないと卒業ができません。
もちろん、きちんと受けられるように、サポートをつけている学校もあります。
ただ、オンラインでサポートしてくれるケースがほとんどなので、全日制高校のような直接会って話すからこその温かみみたいなのが、感じられないかもしれません。
どっちがおすすめ?
では、全日制高校と通信制高校、どっちがおすすめなのか?結論、子どものタイプによって異なります。たとえばですが、
- 毎朝8時に学校に行くのが辛い
- 大学進学のためとはいえ、興味のない勉強を続けるのは辛い
- 校則などのルールを守るのは辛い
- 中学校と同じで、毎日決まった時間に行く方が、考えなくていいから楽
- 最終的には大学に進学したいから、受験に必要な科目を深く学びたい
とはいえ、なかなかイメージが付かない子も多いと思うので、どちらも見に行ってみるのがおすすめです。
本日のまとめ
通信制高校にも、全日制高校にも、それぞれメリットとデメリットがあります。子どもによって、どちらが合うかも異なります。
そのため、一度両方とも見に行ってみるのがいいでしょう。実際に見てみると、イメージも変わるかと思います。
明日ですが、「勉強できない子どもに親がすべき3つのこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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