志望校を決めるときのポイントとは?

志望校

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中3の娘がいます。田舎に住んでいて、公立優先の進路指導です。通える高校は少なく、どのランクにせよ2,3校の中で選ぶことになるため、

志望校というよりここでいいかという環境。正直、国立大に向けて大量の課題を出すという点ではあまり変わり映えしない。

本人は特に好きな教科や得意なこともないので、普通科でそのとき行けるところでいいと言っている。どの様に話していけばいいでしょうか。

今回の相談者さんのように、地域によっては学校の選択肢が少ないケースがあります。だからといって、今後の人生を左右する高校選び、妥協はしたくないですよね。

そこで本日は、進路選択で考えるべきポイントをお伝えします。ここをしっかりおさえることで、心の底から行きたいと思える進路が見つかるでしょう。

受験勉強のやる気も出て、合格率もUPするはずです。

最優先事項を考えよう

中学生

大前提として、進路を選ぶときには、地方であっても都心部であっても「最優先事項」を考えることが大切です。
  • 家から通える範囲の学校
  • 部活で全国大会を狙える学校
  • 制服がかわいい学校
など一人ひとり、高校選びの最優先事項は異なります。そのため、学科を決めた後はこういった条件を優先して進路を絞っていきましょう。

子どもによっては、「家から通える」よりも優先することがあるかもしれません。その場合、県外や寮のある高校も視野に入れると選択肢がぐっと広がるはずです。

「家から通える」が最優先なら?

高校

最優先事項が「家から通える」の場合は、家から近い学校をいくつか見学に行きましょう。

似たような学校とはいえ、必ず違いはあります。それを、子ども本人の目で確かめさせることが大切です。

また田舎の場合「近さ」を希望していても、多少は通学時間の幅を広げることも必要です。

頑張れば通える範囲の学校など、少しでも選択肢を増やしましょう。その結果、行きたい学校が見つかりやるくなるはずです。

3校とも印象が同じなら?

部活

2,3校を見に行っても、変わり映えがしない場合は、
  • 勉強を頑張りたいなら少しでも偏差値の高いところ
  • 部活と両立したい、学校生活を楽しみたいというなら、偏差値の高すぎないところ
など、子どもが高校生活をどのように過ごしたいかを考えて、決めさせるといいでしょう。

ちなみに国立大や有名私大などの大学の合格率は、一概に偏差値の高い高校の方が高いわけではありません。

高校によっては、指定校推薦などの枠を確保しているところもあるからです。

行きたい大学がある場合、どのようなルートでいけばスムーズに進学できるかを調べて高校を選ぶことも大切です。

本日のまとめ

人差し指

進路を選ぶときには、地方であっても都心部であっても「最優先事項」を考えましょう。

子どもによっては、県外や寮のある高校も視野に入れると選択肢が広がります。そして複数の学校を見学に行き、雰囲気を感じてから決めましょう。

明日ですが、「令和の子育てと昭和の子育ての違い」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!志望校を決めるときのポイントとは?

記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります

最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。

クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。

あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。

nblog1

関連記事

  1. 受験

    志望校のレベルを下げるのはアリ?

  2. 共働き

    共働きで子どもに勉強を教えられないときは?

  3. いじめ

    進学した高校で子どもがいじめられたら?

  4. 受験

    あえて受験に失敗させるのはアリか?

  5. 塾

    子どもにベストな塾の探し方

  6. 引きこもり

    引きこもりの子どもの対応法

  7. 不登校

    発達障害の子の不登校解決法

  8. スマホ依存

    スマホ依存の原因と対策法

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP