勉強できない子どもに親がすべき3つのこと

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先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中3娘は勉強しません。平日帰宅後はYouTubeで、土日もやっと勉強を始めてもすぐに寝てしまいます。

結局夜遅く、または朝焦って宿題をしています。口では勉強をすると言うのですが、計画を立てても実行できたことは一度もありません。

やる気が全くないわけではないと思うのですが、意志が弱すぎます。夏休みもまだ部活があり、このままでは何もできなかったとなりそうで、私が焦ってしまいます。

宿題をやってはいるものの、他の勉強はやらないケースは多いです。特に子どもが受験生だと、親は焦ってしまいますよね。

ただし、ここで間違った声かけをすると、親子関係が崩れてしまいます。勉強どころではなくなってしまうでしょう。

一方、正しいステップで子どものやる気を引き出すことができれば、受験合格につながります。憧れの高校で、充実した学校生活を送ることができるはずです。

勉強できない子どもに見られる3つの原因

勉強しない

受験生なのに勉強できない理由は、3つあります。1つ目は「志望校が明確になっていないから」です。志望校が決まっていないと、やる気は出ないでしょう。

2つ目は「志望校と実力が合っていないから」です。志望校と実力差が大きすぎると、子どもは合格できないと感じるor勉強しなくても受かると考えて、やる気を失うことがあります。

3つ目は「自律性が低いから」です。やるべきことがわかっていても、つい他のことに気を取られてしまうケースもあります。

子どもが勉強しない原因がどこにあるのかを、まずはチェックしていきましょう。

まずは志望校をチェック

チェックする

志望校がまだ決まっていない場合は、できる限り早めに決める必要があります。目標が明確になることで、勉強へのやる気が高まるからです。

また、志望校と今の学力に差がある場合は、間のレベルにある学校を探すこともおすすめです。

たとえば、第一志望が偏差値60で、今の学力が偏差値40なら、偏差値50の学校を選択肢に入れてみると良いでしょう。

既に合格ラインをクリアしているという場合は、今まで子どもが頑張ってきたということです。無理に別の学校を探す必要はないでしょう。

子どもの自律性を育てる方法

タイマー

子どもの自律性を育てるためには、練習が必要です。
  1. タイマーを使って勉強時間を決める(短時間でも構わないのでタイマーをセットして、勉強に集中する時間を確保)
  2. 勉強時間中はスマホを見ない(誘惑をなくし、勉強に集中できる環境を確保)
この2つを行いながら、少しずつ勉強時間を増やしていきましょう。娯楽を我慢して勉強する練習をしていくのです。

すると、少しずつ自律性が養われていきます。

本日のまとめ

勉強する

子どもが勉強できない理由は、志望校が決まっていない、志望校と実力が合っていない、自律性が低いの3つである可能性が高いです。

今回の相談者さんの場合も、このどれかに陥っている可能性があります。そこを一つずつ、改善していくことが必要です。

まずは志望校を早めに決め、目標を明確にしてやる気を引き出していきましょう。自律性を育てるためには、段階的に勉強の習慣をつけていくことが効果的です。

明日ですが、「子育てのストレスが解消された4つの方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!勉強できない子どもに親がすべき3つのこと

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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