子どもが小さなことで悩んでいたり、あなた自身もストレスから子どもに当たってしまって自己嫌悪になったりすることもあるでしょう。
誰であっても、悩みを抱えて生きていくのって辛いですよね。でも、大丈夫です。少し考え方を変えると、不思議なくらい悩みがなくなります。
今回は、私がある和尚さんから教わった悩みをなくす方法をお伝えしましょう。あなた自身も子育てに悩むことがなくなるはずです。
お釈迦さまが伝えたかったこと
以前、ある和尚さんから、お釈迦さまの教えを教えてもらいました。※怪しい宗教ではないので、ご安心ください。
お釈迦さまの教えにある「般若心経(はんにゃしんきょう)」には、「今抱えている悩みや不安は、気にしなければ感じなくなる」というようなことが書いてあるそうです。
※細かい説明は、文字数の関係で割愛します。
たとえば、今あなたが子育てで悩んでいるとしましょう。
ただこの時、もっと大きな問題(例:今乗っている船が沈没するかもという状況)が起こったら、子育てのことを考える余裕ってなくなりますよね。
このように、悩みは気にしているから悩みなのであり、気にしなくなれば悩みはなくなるのです。
悩みを気にしなくする方法
では、どうすれば悩みが気にならなくなるのでしょうか。答えは、「今気になっていること以上に、気になることを作ること」です。
恋人に振られて悩んだことって、ないでしょうか?その悩みっておそらく、さらに好きな人を見つけた瞬間になくなりましたよね(笑)。それと同じです。
子どもの成績が気になって、過干渉になってしまうとしましょう。もしそうなら、自分自身の趣味を作り、それに没頭すればいいのです。
すると、すると相対的に子どもの成績に悩んでいる時間がなくなります。結果、子どもに干渉するのを減らせるのです。
子どもに気づきを与える方法
では、子ども本人が悩みを持っている場合は、どうしたらいいのでしょうか。この場合、少し応用テクニックを使いましょう。
直接アドバイスをするのではなく、上手に気づきを与えるのです。思春期の子どもは、親からアドバイスされることを嫌がるからです。
たとえば、子どもが「俺は頭が悪い」と言ったときは、その気持ちを共感した後に
- 「○○君はどうだった?」と他の子の話題を振る(他の子よりもできているという気付き)
- 「体育はどうだった?」と得意な分野に話題を移す(運動は得意だという気付き)
- 「前回よりも勉強量は増えたの?」(前回よりも努力できたいう気付き)
本日のまとめ
「今抱えている悩みや不安は、気にしなければ感じなくなる」これは、お釈迦様の教えの一つです。
悩みを気にしないためには、今以上に気になることを作るか、良いことに意識を向ける気づきを得るようにしましょう。
明後日ですが、「子どもを愛せない母親の心理と対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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