先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1の息子がいます。学校への行き渋りがあります。ほとんど勉強していないため、学校のテストを受けたくないと言い出しそうです。
朝そうなった時にどんな声かけをしたらいいですか?
行き渋りがあってほとんど勉強していない状態だと、成績や将来が不安になりますよね。
そこで今回は、「テストをズル休みする子どもへの対応法」をお伝えしましょう。
間違った声かけをすると、子どもの不安がさらに強まり、長期的な不登校につながる可能性があります。
一方、正しく対応することで、問題解決につながります。子どもも前向きな気持ちになり、テストや学校の行事などにも積極的に参加できるようになるはずです。
本人の気持ちに応じた対応が重要
子どもが「テストを受けたくない」と言う場合、2つのパターンがあります。1つ目は、嫌だけど背中を押してあげれば行けそうなケースです。
この場合、完全に拒絶しているわけではないため、少しの励ましや安心感があれば乗り越えられる可能性があります。
そのため、「あなたが行くかどうか決めればいいよ。でも、いい点数が取れなくても受けるだけでもすごいことだよ」と、子ども自身に決めさせつつ、挑戦することの価値を伝えましょう。
2つ目は、拒絶が強く、行く気が全くないケースです。この状態で無理に行かせようとすると、かえって学校への抵抗が強まり、長期的な不登校につながるリスクがあります。
そのため、「無理しなくていいよ。今日は1日家でゆっくりしようか」と、子どもの気持ちを受け止めることが重要です。
そもそも、なぜ行き渋りが起こるのか?
子どもがテストを受けたくない、学校に行きたくないと感じる背景には、さまざまな原因があります。
1つ目は、愛情バロメータ不足による気力の低下です。親との関係が悪いと、子どもはエネルギーが低下し、学校へ行く気力がなくなります。
2つ目は、学校でのトラブルです。友達関係の問題があったり、先生との相性が悪かったりすると、「学校に行きたくない」という気持ちが強くなります。
3つ目は、学校の環境が合わないからです。授業についていけない、学校の雰囲気が合わないなども、行き渋りの原因になります。
4つ目は、生活リズムの乱れです。夜更かしをして朝起きるのがつらい、睡眠不足でエネルギーが足りないなどがあります。
これらの原因を一つずつ見直していくことが重要です。
声かけはあくまでも対処法
適切な声かけをしたからといって、すぐに学校に行けるようになるわけではありません。
最も大切なのは、行き渋りの根本的な原因を解決することです。具体的には、
- 愛情バロメータを上げる(親子の会話を増やす、頑張っているねと声をかける、子どもの好きなご飯を作る)
- 学校のトラブルを解決する(友達関係や先生とトラブルがあるなら学校と連携する)
- 学校の環境をマッチさせる(今の学校が合わない場合、フリースクールなど別の学習環境を検討する)
- 生活リズムの改善(夜更かしを避けて朝起きる時間を固定する、食事や運動を意識して体調を整える)
本日のまとめ
テストを受けたくない子どもには、気持ちに寄り添った声かけをすることが必要です。迷っている場合は、背中を押してあげてもいいでしょう。
行きたくない原因が、愛情バロメータ、学校でのトラブル、学校の環境、生活リズムの乱れのどこにあるかを見極め、根本的な原因を解決することが大切です。
明日ですが、「サポートを180度変えたら志望校に合格した事例」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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