子どもの成績を上げたいという思いは、ほとんどの親が持ってますよね。とはいえ、なかなか上がらず悩んでいる家庭も多いでしょう。
そこで今回は、「超賢い子が育つ家庭3つの秘密」をお伝えしましょう。東大生の家庭教育研究からわかった、興味深い発見です。
これらを意識することで、子どもの知的好奇心や問題解決能力は自然と伸びていきます。今日からでも、すぐに実践していきましょう。
目次
賢い子が育つ3つの特徴
東大生の家庭に共通する特徴は、いろいろあります。その中でも特に次の3つは、重要です。
1つ目は「本がたくさんある」環境です。学習参考書ではなく、小説や図鑑など子どもが興味を持って手に取れる本が自然とあります。
2つ目は「会話が多い」家庭環境です。特に「なぜ?」「どうして?」という疑問に対して、親が一緒に考える時間を大切にしています。
3つ目は「失敗を責めない」環境です。テストの点が悪くても、「なぜ間違えたのかな?」と冷静に前向きな会話をしています。
では、なぜこれら3つの特徴がある家庭では、子どもが賢く育つのでしょうか?
研究から分かった効果
東大生の家庭教育の研究により、上記3つの特徴がある家庭の子どもには、共通する傾向がわかりました。
それは、IQテストの結果以上に、「問題解決能力」や「創造力」が高いということです。
つまり、特別な教育をしなくても、子どもが自ら考え学ぶ機会を増やすことで、子どもの能力は大きく伸ばすことができます。
その結果、自然と子どもが賢くなっていくのです。
具体的な実践方法
では、家庭ではどういった工夫をするといいのでしょうか。次のポイントを意識するのが、おすすめです。
1.本のある環境作り
リビングの見える場所に本棚を設置し、定期的に図書館で本を借りましょう。子どもが興味がある本を一緒に借りるといいです。2.質問を大切にする習慣
「どうしてだと思う?」と子どもに考えを聞き、一緒に答えを探していきましょう。いきなり親が答えを教えないのがポイントです。3.建設的な会話の心がけ
失敗を責めるのではなく、「次はどうする?」と前向きな会話を意識しましょう。挑戦する気持ちを養うことができます。4.知的好奇心を育む工夫
日常の出来事を学びのチャンスととらえ、考える機会を作っていきましょう。ちょっとした変化でも、親の声かけによっては学びの機会になります。5.挑戦を褒める姿勢
結果だけでなく、考えたプロセスや努力を認める言葉かけを心がけをしましょう。そのほうが、努力できる子になります。以上の5つのポイントを意識しながら、まずはできるところから実践していきましょう。
本日のまとめ
賢い子が育つ環境には、本の存在、豊かな会話、失敗への建設的な対応という3つの特徴があります。
これらは特別なものではなく、日常生活の中で自然と作れる環境です。
一つずつでも意識して実践することで、子どもの能力は確実に伸びていきます。
明日ですが、「テストをズル休みする子どもへの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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