先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3女子です。いままで全く勉強しませんでした。自分でもとても後悔しています。でも、やる気がでません。
何とか勉強出来るようになる方法ありませんか。量が多すぎて多分全部はできません。何から始めればいいでしょうか。
受験勉強は、中3の春頃から始めるのが理想的ですが、その通りできる子ばかりではありません。中3の秋頃から焦って始める子もたくさんいます。
そこで今回は、今から始める受験勉強法についてお伝えします。この内容を押さえていただければ、今からでも十分、志望校合格に間に合います。
是非お子さんにもシェアしてただければ幸いです。
やる気を出すには志望校を決めよう
今回の相談者さんの場合、勉強へのやる気が出ない原因は明確な進路が決まっていないことです。ゴールがないと、やる気は出ないからです。そこでまずは、志望校を決めましょう。
制服がかわいい、部活が強い、家から近いなどなんでも良いので、行きたい高校を探します。見つかったら、実際に見に行ってみましょう。
志望校の決め方については、私が3月に出した著書で詳しく紹介しています。
>>志望校に97%合格する親の習慣
まだ読まれていなければ、こちらを参考にしていただければ幸いです。
定期テストと受験対策を両立しよう
高校受験の合否は、内申点と当日点の合計で決まります。そして、内申点は主に「定期テストの点数」で決まります。
つまり、内申点を上げるための定期テストと当日点を上げるための受験勉強をバランスよく進める必要があります。
そこで、定期テスト2週間前からは、テスト対策の勉強に集中しましょう。それ以外の時期は、受験勉強に力を注げばOKです。
テスト対策は、受験対策にもなります。どちらもおそろかにしてはいけない部分なので、メリハリをつけて両立させるようにしましょう。
詳しい勉強法、教科ごとの細かい勉強法も上記の書籍で詳しく解説しています。
今から始める受験勉強法
受験勉強の基本は、受験対策用の問題集を繰り返し解くことです。しかし、受験までの日数が少ないと、分厚い問題集はできません。そこで、薄い問題集を用意しましょう。
5教科が1冊にまとまっているものでもOKです。それを、最低でも3回は繰り返し解きましょう。もっと時間がなければ、薄い問題集の中の基本問題だけで良いです。
最低3回は、繰り返しましょう。繰り返し解くことで実力がつくので、短い時間でも集中すればまだ間に合います。
本日のまとめ
明確な進路が決まっていないと、やる気は出ません。行きたい高校の条件を書き出して、それに合う志望校を見つけましょう。内申点と当日の点数で合否が決まります。
テスト2週間前はテスト勉強に集中し、それ以外は受験勉強に集中します。基本は、問題集を繰り返し解くことです。薄い問題集を用意して、最低でも3回解きましょう。
明日ですが、「子どものサボり癖の治し方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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