先日、ゴールデンウィークの過ごし方として、「4月の疲れを癒すこと」「新たな経験をすること」が大切であるとお伝えしました。
しかし、勉強でつまずいてしまっている子にとっては、この後の成績を挽回するチャンスでもあります。
そこで今回は、「超簡単!ゴールデンウィークの学習法」をお伝えしましょう。年代別で、今の時期にやるべき勉強法をまとめました。
やり方を工夫することで、休み明けのテストで高得点を狙えます。内申点も上がり、ライバルにも差をつけることができるはずです。
小学生の勉強の優先順位
小学生がゴールデンウィーク中に取り組むべき勉強は、主に3つあります。最優先は「宿題を終わらせること」です。
宿題をきちんとやることで、子どもは「約束を守る」「期日を守る」ことを学ぶことができるでしょう。
次に「わからない問題の克服」です。特に、算数や英語は一度わからなくなると、後々の学習についていけなくなります。
4月、もしくは前の学年でわからなくなっているところから復習しておきましょう。書店に売っている薄めのドリルを活用するのがおすすめです。
中学生の勉強の優先順位
中学生も小学生と同じように、最優先は「宿題の提出」です。期日を守るために、早めに終わらせましょう。
次に「わからない単元の克服」です。ただし、ゴールデンウィークの1週間では、前の学年を復習する時間まではとれません。
そのため、4月に学んだ内容を中心にを復習しましょう。ここも小学生と同じように、数学と英語を優先的に取り組むといいです。
最後に「定期テスト対策」です。ゴールデンウィーク明けには、中間テストや小テストがある学校も多くあります。
これらのテストは内申点に直結するため、確実に点数をとれるよう対策していきましょう。
テスト勉強法(中学生向け)
では、どのようにテスト対策を行っていけばいいのでしょうか。まずは「学校の教科書を完璧にする」ことです。
学校の先生は、主に教科書の内容をもとにテストを作っています。そのため、音読をしたり例題をくり返し解いたりしてマスターしましょう。
次に「学校の問題集を繰り返す」ことです。基本問題から取り組み、時間があれば応用問題までくり返し解きましょう。
基本問題を抑えておくだけでも、5~60点は取れます。
最後に「市販の問題集など他の教材を活用する」ことです。基礎が固まった上で、さらにレベルの高い問題に取り組みましょう。
これらの順番が逆転してしまうと、成績は伸びません。まずは学校の教材を中心に復習することで、テストの点数UPにつながります。
本日のまとめ
ゴールデンウィークは「宿題」を終わらせることが最優先です。次に、算数・数学や英語などの「苦手な単元の復習」をしましょう。
中学生の場合、休み明けのテスト対策として、学校の教材をくり返し解いて基礎力を固めることが大切です。
明日ですが、「父による子どもへの暴言に母ができること」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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