お子さんが半年間も学校に行けない状態だと、受験やその後の人生が不安になりますよね。
そこで今回は、「半年ぶりに教室復帰した成果報告」を紹介しましょう。
同じようにサポートすれば、お子さんの不登校は改善できます。
勉強も頑張れるようになり、受験もうまくいくはずです。
星野さんの成果報告


今回紹介するのは、星野さんです。お子さんは私立中学校に通っていましたが、中1ギャップがきっかけで7月から不登校になりました。
毎日動画やゲームをする生活になり、無気力にもなってしまいました。部活や習い事も、全てやめてしまったそうです。
そんな時、私が公認心理師の小井出先生と一緒に行っている「不登校解決勉強会」に参加してくださいました。
そこでお伝えすることをやってくださった結果、12月に5ヶ月ぶりに教室復帰できたそうです。
1月からは少しずつ安定して行けるようになり、2年生からは完全に学校に戻れるようになりました。体育祭や文化祭にも、積極的に参加できるようになったのです。
親が行った3つのこと

星野さんは、どんなことを行ったのでしょうか。特に、3つのことを意識してやってくださいました。
1つ目は、指示やコントロールをやめたことです。勉強のことも学校のことも、一旦言わないようにしました。
2つ目は、話しかけてきた時は手を止めて会話に向き合うようにしたことです。料理を作っていても一旦手を止めて、子どもに向き合いました。
その時は子どもを否定せず、ひたすら共感してあげたそうです。3つ目は、安心できる家庭を作るように意識されました。
夫婦関係がギスギスしていたので、夫婦で話し合いをして関係を良くしたそうです。
なぜ行けるようになったのか?

なぜこの3つを行ったら、学校に戻れるようになったのか。そもそも子どもが学校に行けなくなる理由は、主に2つあります。
愛情バロメータの低下と学校でのトラブルです。学校でのトラブルがない場合は、大抵愛情バロメータが下がっていることが原因でしょう。
この場合、愛情バロメータが上がれば子どもは気力が出てきます。その結果、学校に行く気力も出てくるのです。星野さんが実践した3つは、全て子どもが求めていることでした。
これをすると、愛情バロメータが上がって、学校に行けるようになるのです。
不登校解決勉強会2025のご案内

最後に、お知らせです。星野さんも参加いただいた不登校解決勉強会を、今年は12月7日(日曜)の13時からオンラインで行います。
公認心理師でフリースクールの校長、延べ300名以上の不登校を解決してきた小井出先生とコラボで行う勉強会です。
主に、不登校の子に特化した愛情バロメータアップ法や、スムーズに復学をサポートする方法をお話しします。
当日参加できなくても、1ヶ月間はアーカイブ動画を視聴できます。興味ある場合、一度チェックしていただけますと幸いです。
>>不登校解決勉強会2025
なお、次回開催は現状未定で、早くても1年以上先です。お子さんが不登校で悩まれていたら、悪化する前にご参加いただければと思います。
明日ですが、「反抗的な子どもにどこまで注意するべきか?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ






































































































































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