先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高校2年娘。高校生の相談で大きな問題がなければたまに休ませてもいいとありましたが、心配しすぎたり、こちらから休む提案をするのはありですか?
子どもが辛そうにしている姿を見ると、休ませた方がいいのか悩みますよね。
そこで今回は「辛そうな子どもに休みの声かけは必要か」について解説しましょう。
間違った対応をすると、休み癖がついたり親子関係が悪化したりします。上手に対応することで、子どもが前向きに学校生活を送れるようになるはずです。
こちらから休む提案はすべき?

子どもが本人なりに頑張っている状態であれば、親から休む提案はしなくて大丈夫です。
学校で辛いことがあっても、乗り越えようと頑張っている状況だからです。
「休んだ方がいい」と言われたら、子どもは「せっかく頑張っているのに、なんで逆のことを言うの」と感じるでしょう。
また高校生は、ある程度自分で判断できる年齢です。無理にこちらからストップをかける必要はありません。
身体症状が出ているなら?

ただし、子ども自身に身体的な症状が出ている場合、休む提案も必要になることがあります。
部活で疲れてフラフラになっているときや、ストレスで鬱の症状が出ているときなどです。下痢や頭痛などの症状が出ている場合も、注意が必要でしょう。
このような状況であれば、まずは病院に行くことが大切です。先生から「少し休ませてください」と言われたら、それに従いましょう。
部活が原因で疲れているなら、先生に相談して、休みをもらえないか相談してみるのも手です。
休ませてもいいケースとは?

では、絶対に休ませてはいけないのか。以下の5つであれば、休ませてもいいです。
- 受験勉強のため(高3になると授業が復習のようになるため、図書館で勉強した方が効率的な場合もあるため)
- 転校のため(学校が合わず他の学校への転校を考えているなら、高校見学のために休むのはOK)
- 体調不良(風邪などで無理に行く必要はありません)
- ひどい疲れ(先生に相談しても調整できない場合は、体を整えてから行く方がいい)
- ひどいトラブル(いじめを受けている場合は、問題が解決するまで無理させない方がいい)
本日のまとめ

子どもが頑張っているのであれば、親から休む提案はしなくていいです。心配しすぎると、子どもは信じてもらえていないと感じてしまいます。
身体的な症状が出ているなら、まず病院や学校に相談しましょう。受験勉強、転校、体調不良、ひどい疲れ、トラブルであれば、休ませてもいいです。
明日ですが、「半年ぶりに教室復帰した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ






































































































































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