プロゲーマーになりたい子どもへの対応法

プロゲーマー

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

息子はプロゲーマーになるのが夢です。そのためには、1日12時間はゲームをしないとだめといい、学校に行くのも嫌々です。

プロゲーマーはみんな不登校になってゲームをしてプロになっているので学校行っても意味がないし、勉強する意味がわからないといいます。

塾に通っていますが、ゲームを優先して宿題をやらずに行くこともあります。やれば出来るのに、勉強嫌いと言ってしません。何と声かけをしたらいいのか困っています。

「プロゲーマーになりたい!」という子は、年々増えています。トップクラスになれば年収が億単位になることもある、人気の職業です。

とはいえ、ゲーム漬けになってしまう日々は、親として心配でしょう。そこで今回は、プロゲーマーを応援してもいい判断基準について解説します。

応援しない方がいいのに間違って応援してしまうと、昼夜逆転生活などにもつながるので注意しましょう。

サラリーマンが起業して上手くいく方法

サラリーマン

はじめに別の角度から、プロゲーマーについて考えましょう。最近、サラリーマンや公務員の間では「起業」がブームになっています。

ただし、起業をしても成功するのは一握りであり、上手くいかずまたサラリーマンに戻るケースがほとんどです。

では、上手くいく人は、どういうタイプでしょうか。答えは「サラリーマンをやりながら副業で売上げを作れている人」です。

つまり、会社勤めをしながらもうまく時間をやりくりし、そこで小さな結果を出せているからこそ、起業してもうまくいくのです。

これは、プロゲーマーも同じです。学校に行くなどやるべきことをやりながら時間をやりくりして、多少なりとも結果が出ているなら、全力投球しても上手くいく可能性はあるでしょう。

プロを目指す条件を伝えよう

親子

では、子どもから「プロゲーマーになりたい」と相談をされたときには、どのように伝えていけばいいのでしょうか。

まずは、目の前にあるやるべきことをしっかりやった上で、できることから始めるのが重要です。そのため、

「あなたの夢は応援するよ。ただ、最初はやるべきこと(学校やフリースクールに行く、宿題をしっかりやるなど)はきちんとやった上で、できる努力をしなさい」と伝えましょう。

厳しい条件の中でも結果が出ているなら、そこで改めて話し合いをして、真剣にプロゲーマーを目指すか相談すればいいです。

こういった話に聞く耳を持たないなら?

親子

上記の話をしても子どもが聞く耳を持たない場合、原因は愛情バロメータが低いことです。

学校に行きたくない言い訳として「プロゲーマーになりたい」と言っているだけと考えましょう。

とはいえ、子どもと言い争う必要はありません。「最近はプロゲーマーも増えているもんね」と話を合わせつつ、

しっかりと愛情バロメータをあげていきましょう。親が一緒にゲームをして、子どもの気持ちを理解するのが効果的です。

本日のまとめ

親子

子どもがプロゲーマーを目指したいと言う場合、きちんとやるべきこと(学校、宿題など)をやった上で、空いた時間でプロを目指すよう伝えましょう。

学校に行きたくない言い訳として「プロゲーマーになりたい」と言っていることもあるからです。

子どもの夢を応援しつつ、親が子どもの気持ちを理解する必要があるでしょう。

明日ですが、「子どもが不登校になりやすい家庭の特徴」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!プロゲーマーになりたい子どもへの対応法

関連記事

  1. 親子

    子どもの心のケアで親ができること

  2. 親子

    過保護な親に育てられた子どもの末路

  3. 子供

    心を開かない子どもの原因と改善法

  4. スマホ

    スマホが子どもの脳に与える影響

  5. 勉強

    不登校の勉強の遅れを取り戻す方法

  6. 時計

    勉強は朝or夜どっちにやるべき?

  7. スマホ

    中学生のスマホのルールはどうすべき?

  8. 親子

    最強の子育て法は「過保護」

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP