先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
息子は、学校から持ち帰るプリント類や教科書、ノートの片付けができません。リビングに教科書とノートが散乱しており、朝、家を出る直前にその山をひっくり返して必要なものを探しますが、時間切れとなって家を飛び出します。
すぐ人のせいにするので、私は勝手に片付けないようにしています。大事なお知らせも全く分からないです。なにかいい方法はないでしょうか。
お子さんが片付けが苦手だと、親としてとても悩んでしまうと思います。今回は、どうすれば苦手な片付けができるようになるのか、その改善ステップをお伝えします。
このままずっと片付けができなかったら・・と、不安に思っているお父さんお母さんにはぜひ読んでいただきたい内容になっています。参考にしていただければ幸いです。
仕組化をしよう
片付けが苦手な子は、親がある程度仕組みを作ってあげることで、できるようになります。まずは、教科書を入れる箱、プリント類を入れる箱を作りましょう。
最初は、そこに分別して入れさせるだけでOKです。これができるようになったら、次は並べて入れさせてみます。
ここまでできるようになったら、箱を縦に重ねて棚のようにしてみましょう。すると、棚に片付けるのと同じ状態になりますよね。
また、片付けをする時間は、毎日20時など決めてしまいましょう。朝、忙しいときにやるのはおすすめしません。一人でできないときは、親が手伝いましょう。
今回の相談者さんは「親のせいにする」とありますが、原因は愛情バロメータが低いせいかもしれません。「思春期の子育て講座」も参考にしていただければ幸いです。
>>思春期の子育て講座
先生に協力してもらおう
家でのことは、親が手伝えます.しかし、学校でのこととなると親だけでは難しいです。そこで、先生にも協力してもらいましょう。
大事なプリントや提出物があるときだけは、先生からお母さん(お父さん)に連絡してもらったり、学校に取りに行くなどの方法を決めたりしておくのです。
学校と連携することで、子どもの苦手をカバーできるようになります。「そのうちできるようになるだろう」と放っておくのは、逆効果です。
子どもがいくつであっても、親が手伝ってあげたほうが自立が早くなります。どんどん手伝ってあげましょう。
発達障害も考えよう
私の経験上、片付けが苦手だったり、部屋がひどく散らかってしまうという場合は、軽い発達障害がある可能性も考えられます。
発達障害があったからといって、将来が暗くなるということはありません。むしろ、的確な対応法を理解すれば、上手に子どもをサポートできます。
子どもが片付けができなくて、お父さんお母さんが精神的につらくなってしまう場合は、精神科の先生に相談してみるのも良いでしょう。
本日のまとめ
片付けが苦手でも、上手に仕組化することでできるようになります。学校でのことは、先生にも事情を説明して協力してもらいましょう。
子どもの苦手は、放っておくより親が手伝ってあげたほうが自立が早くなります。子どもが何年生であっても、お父さんお母さんが手伝ってあげましょう。
明日ですが、「7日で完成!中学校の復習ステップ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!片付けられない子どものサポート法
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