先日、こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
子どもの成績が下がったとき、検定に落ちたとき、子供の自尊心ややる気を傷つけず、また頑張って前向きになれる方法教えてください。
子どもが失敗した時に落ち込んでしまうと、親として心配になりますよね。
そこで今回は「失敗を乗り越える力を育てる親の言葉がけ」について解説しましょう。
間違った対応をすると、子どもは挑戦すること自体をやめてしまいます。上手に対応すれば、すぐに気持ちを切り替えて再度挑戦できるようになるはずです。
日頃からやっておくべき2つのこと

できれば落ち込まずに、すぐに気持ちが切り替えられたら理想的です。そのためには、日頃から2つのことを親がやっておきましょう。
1つ目は、愛情バロメータUPです。これが上がると子どもの心の器が大きくなり、多少のことではすぐに心が折れなくなります。
そのためには、子どもが求めていることをできるだけやってあげましょう。
2つ目は、失敗しても叱らないことです。失敗した時に叱ってしまうと、挑戦すること自体をやめてしまいます。
本当に危険なことや迷傷法は注意すべきですが、チャレンジしてうまくいかなかった程度の失敗は叱らないようにしましょう。
もし落ち込んでしまったら?

この2つをやっていたとしても、本当に辛いことがあると、落ち込むこともあるでしょう。そのときは、共感をしてあげるのがおすすめです。
「そっか残念だったね。頑張ったのにね」と、子どもの気持ちに寄り添いましょう。
「大丈夫だよ、次は絶対うまく行くから」と励ましたくなるかもしれません。しかし、子どもはまだ落ち込みたい状態だったりします。
そこで「大丈夫」と言われると、「いやいや、俺今落ち込みたいんだけど」という気持ちになるので注意しましょう。
気質は親の力で変えられない

上記のステップを行うと、子どもは気持ちが折れにくい子になっていきます。ただ、生まれ持った気質というのは、どうしてもあります。
これは、親の力で変えることができません。そのため、受け止めていくしかないでしょう。
昔は色々なことで落ち込んでいたけど、最近は少しずつ減ってきているなら、うまくいっている証拠です。
また、人間は挫折をしながら成長していきます。最初は落ち込んだとしても、少しずつよくなっていくはずです。
本日のまとめ

子どもが何か失敗をして落ち込んでしまったら、励ましではなく共感しましょう。
子どもの気持ちに寄り添い、そろそろ気持ちを切り替えようと思い始めたぐらいで「次どうするか考えよう」と声をかけた方が上手くいきます。
明々後日ですが、「子どもが友人から無視されたときの対処法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ






































































































































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