先日こんな相談をいただきました。
※プライバシー保護の関係で、
内容の一部を変更しております。
中学3年の女子の母です。
2年の終わりから先生の推薦で
生徒会役員になりました。
それから帰りが遅く、
時間が拘束されるようになっていきました。
成績は親子2人三脚で上の方で
志望校はこの調子でやれれば
行けそうではあるのですが、
部活を引退し早く帰る生徒が多い中
1、2年生徒と同じ時間まで残って帰ってくるため
勉強時間が以前より確保できなくなっていて、
生徒会役員を辞めさせるよう先生に言うか悩んでいます。
どうしたら良いものでしょうか?
生徒会役員になったからこそ、
出てくる悩みだとは思います。
そこで本日は、
生徒会役員になるメリットとデメリットを
まとめてみたいと思います。
メリットは役員でしか体験できない経験
生徒会役員になるメリットというと、
多くの方が「高校入試で加点される」
というのが思い浮かぶと思います。
確かに推薦がもらいやすくなったり、
多少加点はあるのが事実です。
ただそれ以上に大きなメリットは、
「生徒会役員にならないと得られない経験ができる」
ということです。
例えば集会の時に、
全校生徒の前で話をしたり、
学校の校則を作ったりするのは、
生徒会役員にならないとできない体験です。
こういった経験から、
将来政治家になり日本を良い国にしていきたい
という夢が見つかることもあります。
また高校受験や大学受験の面接で、
生徒会役員の時に行った経験を、
話すこともできるでしょう。
※高校受験の面接についてはこちらの記事で
詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
>>高校受験の面接について
なってからしかわからない大きなデメリット
一方デメリットもあります。
一番大きなデメリットは、
やはり時間の拘束です。
1年生、2年生であれば、
生徒会役員の仕事があるため、
部活の練習に参加できないことがあります。
3年生であれば、
今回の相談者の方のように、
勉強時間が減ってしまうことがあります。
また家に帰ってから、
やるべき課題が出されることもあり、
自宅での時間も減ることがあります。
生徒会役員よりも、
もっとやりたいことがある場合は、
あまりおすすめできないです。
一度決めたからには最後までやり遂げるのが大事
部活動やクラブチームなどで、
自分が抜けてもチームに迷惑が掛からない
という状況であれば、
嫌なことはやめてしまってよいと思います。
しかし生徒会役員や学級委員など、
自分が辞めようと思ったら、
クラスや学校に迷惑がかかるものは、
簡単に辞めてはいけません。
一度自分でやると決意したのであれば、
自分の時間が犠牲になっても、
継続しないといけません。
今回の相談者の方のように、
もうすぐ受験が迫っていて、
勉強をしたいという気持ちはよくわかります。
ただ私の経験上、
部活動や生徒会役員をやめたから、
成績が上がるということはほとんどありません。
それよりも、
時間がない中で上手に両立する子の方が、
成績は上がります。
時間がなく大変な状況だとは思いますが、
最後までやり遂げえるように応援してあげるのが
大事だと私は思います。、
明日ですが、
「中学生の理科の勉強方法まとめました!」
というお話をします。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
道山ケイのブログを少しでも楽しんでいただけた場合は、下記のボタンをクリックをいただければとても嬉しいです 🙂
↑ 道山ケイはいま何位?
この記事へのコメントはありません。