お子さんが暴言を吐いたり暴力をふるったりすると、どう対応すればいいか悩みますよね。
そこで今回は「子どもの暴言と暴力が改善した事例」をお伝えします。
同じようにサポートすれば、お子さんの暴言や暴力が減り、親子関係も良好になります。
イライラや不安も減って、穏やかな家庭を取り戻せるはずです。
岡田さんの成果報告


岡田さんのお子さんは、小学校2年生です。嫌なことがあったり親から怒られたりすると、イライラして暴言や暴力が出ていました。
親子関係も、あまり良くない状態だったそうです。そんな時に、私が行っている思春期の子育てをサポートするオンラインプログラムに参加されました。
そこでお伝えしたことを実践した結果、親子関係が改善し、お子さんの暴言や暴力も減ったそうです。
岡田さん自身も、子どもに対してイライラすることが減りました。
親が行った3つのサポート

岡田さんが実践したことは、主に3つあります。1つ目は「注意の頻度を減らした」ことです。
「〇〇しなさい」という言葉を使いすぎると過干渉になり、子どものイライラが増えます。そこで、子どもの気持ちを受け止める言い方に変えました。
2つ目は「少しでもできたことを褒める」ようにしたことです。できなかったことを責めるのではなく、ちょっとした挑戦や努力を認めるようにしました。
3つ目は「子どもの好きな動画を一緒に見たりゲームをする」ようにしたことです。共通の話題が増えることで、親子の会話も増え、関係が良好になりました。
子どもが暴言暴力をする理由

子どもが暴言や暴力をしてしまう理由は、主に3つあります。1つ目は「愛情バロメータの低下」です。
愛情バロメーターが下がると、ちょっとしたことでイライラしてしまいます。爆発すると、暴言や暴力につながるのです。
2つ目は「自己否定をされる」ことです。行動を叱るのは、必要です。
しかし、「お前は本当にクズ人間だな」のように人格を否定すると、子どもは自分を守るために暴言や暴力をします。
3つ目は「イライラの解消法を知らない」ことです。イライラした時にどうすればいいかわからないと、暴れたり暴言を吐いたりするしかなくなります。
この場合は、親が一緒にイライラの解消法を考えてあげることが大切です。
本日のまとめ

子どもの暴言や暴力を改善するには、愛情バロメータを上げて良好な親子関係をつくることが重要です。
注意の仕方やタイミングを工夫し、子どもの人格ではなく行動を叱るようにしましょう。
イライラした時の解消法を一緒に考え、練習していくことで、子どもは自分で気持ちをコントロールできるようになります。
なお、愛情バロメータを上げる方法は、以下の講座で解説しています。
>>思春期の子育て無料講座
明日ですが、「失敗を乗り越える力を育てる親の言葉がけ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ






































































































































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