子どもが祖父の言うことだけは聞く理由

祖父母

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もしかしたらあなたのお子さんは、
親の言うことは聞かないのに、
祖父や祖母の言うことは聞くという
状況ではないでしょうか?

最近の日本には、
こういった状況の家庭が非常に多いと思います。
ではなぜこういったことが起こると思いますか?

実はここに、
子どもへの正しい接し方のヒントが隠されています。

祖父母

そもそも祖父や祖母というのは、
基本的に子どもの言うことは何でも聞いてしまう
と言う状況だと思います。
※もちろん厳しい方もいますが。

すると子どもは、
「お祖父ちゃんは俺の願いを何でも聞いてくれる」
と感じますよね?

つまり小さいころから、
おじいちゃんにいろいろしてもらっている状態
(愛情が満たされた状態)になります。

するといざおじいちゃんが、
「ちょっと○○してくれるか?」とお願いしても、
素直に「いいよ!」となるわけです。

こういったことを書くと、
「道山先生!それは祖父だからできることです」
というメールが来そうなのですが、

私の感覚からすると、
本来親と言うのは祖父や祖母以上に、
子どものお願いを聞いてあげるべきなのです


上にも書きましたが、
普段から子どものお願いを聞いてあげていると
いざこちらが何かをお願いした時に、
子どもは素直に言うことを聞いてくれます。

例えばあなたの子供が、
急に夜遊びを始めたとします。
この時に「夜は危険だから早めに帰っておいで」と言うと、
「わかったよ!」と言って聞くのです。

もちろん祖父や祖母と言うのは、
基本的に子どもが悪いことをしても、
何も言わない方が多いと思います。

さすがに親がこれだと、
子どもは社会性が育たないので
それはそれでよくないです。

ただ今の日本のお父さんお母さん方は、
やたら社会性を育てるために、
「あれしろ!これはだめ!」など

子どもを型にはめ込んで育てようという
風潮が強すぎます。
その結果親子関係が崩壊しているわけです。


ですので、
少しだけ祖父や祖母のように、
子どもの願いを聞いてあげる頻度を増やすと、
親子関係が良好になると思いますよ。

思春期の子供には、
10願いを聞いてあげて、
1ダメなことはダメと伝える。
と言うくらいでちょうどよいと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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