子どもが勉強好きになってくれたら、親として嬉しいですよね。では、一体どういう家庭をつくっていけば、勉強が好きな子になるのでしょうか。
今回は、子どもが勉強好きになる家庭の特徴を3つ紹介しましょう。該当していないものがあれば、1つでも取り入れてみてください。
何も言わなくても子どもが自ら勉強するようになり、心配ごとも大きく減るはずです。
特徴1.自分に合った勉強環境がある家庭
一人ひとり、勉強しやすい場所は異なります。リビングで皆と一緒にしたい子もいれば、部屋で一人で黙々とやりたい子もいるでしょう。
そこで子どもに、どのような環境が勉強しやすいかを確認することが大切です。子どもに合った場所を提供できれば、やる気UPにつながるからです。
勉強が楽しくなり、集中力も増すでしょう。ただし、親がやりやすい環境と子どもがやりやすい環境は異なります。本人の意志を尊重しましょう。
特徴2.ほめるサポートしてくれる家庭
子どもの勉強姿勢や結果に対して、いい所を見つけてほめることもできれば、悪い所を見つけて叱ることもできます。
前者は勉強が好きになりますが、後者は勉強が嫌いになるでしょう。頑張ったのに叱られる環境であれば、誰でもやりたくなくなるからです。
そのため、基本的には「9割はいい所をほめて、1割は改善点を伝える」くらいがちょうどいいでしょう。
子どものやる気を損ねることなく、改善へ向けて働きかけることができるはずです。
特徴3.学ぶことが好きな親がいる家庭
親子は鏡です。そのため、子どもは無意識で親の真似をします。親が勉強嫌いでゲームばかりしていたら、子どもも勉強嫌いになるでしょう。
一方、親も学ぶことが好きで、楽しみながら本を読んだり、資格を取ったりしていたら、子どもも「勉強は楽しい」と考えるようになります。
そのため、親は時間を作って自分の好きなジャンルを学んでみましょう。花が好きなら花の本を読む、英語が好きなら英検の勉強をするなどもおすすめです。
親が学ぶことの楽しさを背中で見せることができれば、子どもも学ぶ楽しさを感じ、積極的に勉強に取り組む姿が見られるはずです。
本日のまとめ
自分に合った勉強環境がある家庭、ほめるサポートしてくれる家庭、学ぶことが好きな親がいる家庭。この3つの条件を満たす家庭は、高確率で勉強が好きな子どもに育ちます。
子どもがやりやすい学習環境を整えること、9割はいい所をほめること、親が楽しく学ぶ姿を見せることを意識しましょう。
明日ですが、「不登校復帰後の勉強はどこまでさせる?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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