最近、お父さんから「父親が子育てで教えて欲しい」という意見を多々いただきます。そこで今回は、お父さんにやってほしい子育てを紹介しましょう。
これから家のことを頑張ろうと思っているお父さんは、本日お伝えすることを意識してみてください。
これらを行うことで、親子関係や夫婦関係は良好になります。その結果、家庭全体がうまくいき、子どもの成長にとっても良い影響となるはずです。
なお、夫婦で子育てを行っている方向けの話にはなりますが、ひとり親家庭の場合も参考になることがあると思います。
あと、お母さんがこの記事を読んでいる場合、旦那さんにシェアしていただくと少しだけ意識が変わるかもしれません。
子育てにおける3つの大前提
はじめに、子育てには3つの大前提があります。1つ目は「母親の方が好きなことが多い」です。もちろん例外もありますが、人間の本能に基づく自然な現象なので、この傾向が高いです。
2つ目は「今は共働きが増えている時代」です。夫婦が協力して子育てを行うことで、子どもにとって安定した家庭環境をつくることができます。
3つ目は「父親の方が上手くいくこともある」です。母親でもできますが、父親の方がうまくいくことが多い子育てもあるからです。
これらを踏まえて、父親がやるべき子育てをランキング形式でお伝えしましょう。
第3位 子どもの趣味に付き合う
第3位は「子どもの趣味に付き合うこと」です。母親と比べて父親の方が、スポーツやゲーム、アウトドアなどの分野が得意であることは多いでしょう。
そのため、子どもがこうした分野に興味を持っている場合、母親よりも父親が積極的に子どもと一緒に楽しむことがおすすめです。
一方、母親の方が得意であれば、母親が一緒に楽しんだ方がうまくいきます。
大事なことは、母親と父親それぞれが得意なことで子どもに付き合う方が、親にとってもストレスが少なく子育てができるのです。
第2位 母親の足りないところを補う
第2位は「母親の足りない部分を補うこと」です。人間は誰でも、得意なことがあれば苦手なこともあります。
お互いに苦手なところを補うことで、子どもにとって良い生活環境となるのです。たとえば、
- 母親が子どもに「ダメなことはダメ」と言うのが苦手な場合、父親がルール設定をし守らせる
- 母親が過干渉である場合、父親はあまり言いすぎず話を聞くことに徹する
第1位 母親の時間を作る
第1位は、「母親の時間を作ること」です。母親が仕事や家事に追われると、子どもとの時間や休む時間がなくなり、愛情不足やストレスの原因となります。
そのため、父親も積極的に家事や育児を行いましょう。また母親が専業主婦であっても、一日中家事や育児に追われるのは大変です。
できるだけ早く帰宅して母親の話を聞くことで、孤独感やストレスを軽減することができるでしょう。
母親がリフレッシュできる時間を持つことで、家族全体がより幸せな生活を送ることができはずです。
本日のまとめ
お父さんは、子どもの趣味に付き合う、母親の足りないところを補う、母親の時間を作るを意識すると、お子さんの成長にプラスになることが多いです。
なお、ひとり親家庭の場合は、学校の先生や親戚、自分の親(子どもにとっては祖父母)などに自分の足りないところを補ってもらうといいでしょう。
明日ですが、「受験で気を付けるべき親子の関わり方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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