子どもの為を思って、つい色々言ってしまったことはないでしょうか。ただ、あまり言いすぎると危険です。
過干渉で育てた場合、子どもの人生は間違いなく良くない方へ進んでしまうからです。本日は、この理由や対策を詳しく解説します。
少し厳しい話もありますが、最後まで読んでいただければ過干渉をやめることができるはずです。子どもの将来も、きっと明るくなると思います。
過干渉とは?
そもそも過干渉とは、子どもを干渉しすぎてしまうことです。宿題していない子に「宿題やりなよ」と1回言うのは問題ありません。
しかし毎日10回言っていたら、どんな子であってもイライラするでしょう。これが、過干渉です。
大事なのは「子どもがどう感じているか」です。子どもが「うるさい」「ほっといて」と思うレベルまで言っているなら、過干渉といえます。
過干渉の子育てを続けると親子関係が悪くなります。その結果、次の3つの悲劇が起こるのです。
子どもは将来どうなるか?
1つ目は、自立性がなくなることです。親がいつもあれこれ言っていると、自ら進んでやることができなくなります。
いずれ就職活動なども、自ら計画的に行うことが難しくなるでしょう。
2つ目は、挑戦できなくなることです。子どもをコントロールしすぎていると、子どもは自分の未来に希望を持てなくなります。
「自分の人生は、親が決めるんだ」と無気力になり、何事にも挑戦できなくなってしまうでしょう。
3つ目は、毎日楽しくなくなります。言われたことしかやらない人生は、つまらないです。
つまり、子どもの為を思って過干渉の子育てをすると、かえって子どもの未来は暗くなってしまうのです。
スムーズに過干渉をやめる方法
過干渉をやめたいけど、つい色々言いすぎてしまう場合、次の3つのことから意識してみましょう。
まずは「子どもの人生は、子どもに決めさせる」ことです。たとえ子どもと意見が食い違っても、最終決定は子どもに決めさせましょう。
「私だったらこうするよ」ぐらいであれば、伝えても問題ありません。また、法律に触れることや人に迷惑をかけることなどは、子どもの意思を尊重しなくてもいいです。
次に「反抗は、過干渉のサインと考える」ことです。「うるさい、黙れ」などの暴言などが出る場合、過干渉になりかけているかもしれません。
一度、子どもへの向き合い方を振り返ってみましょう。最後に「自分がされて嫌なことはしない」ことです。
自分の意志に反発されたり、毎日「勉強しなさい」と言われたら、誰でも嫌ですよね。自分に置き換えて考えると、子どもが求める子育てが見えてきます。
本日のまとめ
良かれと思って色々言いすぎてしまうと、子どもの自立性は育たなくなり、挑戦できなくなり、毎日楽しくなくなってしまいます。
子どもの人生は子どものものと考え、意見が食い違っても最終決定は子どもにさせることが大切です(迷傷法は除く)。
明日ですが、「発達障害の子の不登校解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!過干渉で育った子供の悲惨な人生
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。