先日こんな相談を頂きました。
※プライバシー保護の関係で、
内容の一部を変更しております。
中学3年生の男子です。
野球部の顧問の先生が怖くて
ビクビクしています。
死ねややめてしまえ等言われたことがあります。
心から野球が好きで頭の9割は
野球のことを考えています。
しかしポジションの関係もありますが
全く試合には出ていません。
有り余る情熱を思うように表現できず
日々悩んでいます。
そして先生の暴言をうまくかわす方法を
どのようにアドバイスしていいのか分かりません。
よろしくお願いいたします。
文章の内容的に、
お父さまかお母さまが子どもの部活のことで
悩み相談を送ってくれた感じだと思います。
では子どもの部活の顧問が、
子どもに対して暴言を吐く場合、
親としてどのように対応をしていけば、
良いのでしょうか?
暴言を吐く顧問は良いのか悪いのか?
先日の情熱大陸で、
青森大学男子新体操部監督の
中田吉光さんが特集されていました。
青森大学男子新体操部というのは、
15年連続日本一に輝く、
新体操業界でも日本でトップレベルに
実績のある部活です。
その部活を作り上げてきた先生が、
中田先生なので、
部活指導の実績は間違いなく、
日本一だと思います。
その先生の指導方法を見ていたのですが、
暴力はしませんが、
普通にかなりきついことを言っていました。
この厳しい指導方法について
子どもたちの気持ちを聞いてみたところ、
「先生は僕らを伸ばそうと思って、
厳しいことを言ってくれています。
だから先生のことが大好きです」
と言っていました。
中田先生の言葉が、
暴言になるかどうかは、
人によってとらえ方が違うと思います。
ただ言えることは、
その言葉が暴言と感じるか、
愛と感じるかが大事というわけです。
暴言と感じるならやめたほうが良い
今回の相談者の方の場合、
まずはお子さんが先生の言葉を、
暴言と感じているか愛と感じているかを
聞いてあげる必要があります。
もし暴言と感じているなら、
- 先生を変えてもらう(学校に抗議する)
- 部活をやめてクラブチームに移動する
なぜなら、
暴言を浴びながら成長することは、
絶対にないからです。
むしろ自己肯定感が下がるので、
それを考えるとその先生とは、
関わらないほうが良いのです。
ただ親から見ると暴言でも、
子どもから見ると愛と感じる言葉も
たくさんあります。
この場合は、
続けたほうが良いです。
愛だと感じるならその子は伸びます。
暴言を交わすのではなく子どもの気持ちを聞く
というわけで、
今回の相談者に対する私の答えは、
「暴言をかわす方法を伝えても無駄なので、
まずは子どもの気持ちを聞いてあげてください」
になります。
子どもが暴言だと感じているなら、
まずは学校の先生と話し合いをして、
そういう言葉をやめるように、
伝えることが大事です。
それでも変わらなければ、
- この状態でも部活を続けたいか
- クラブチームに変わりたいか
そして、
次の行動をしていくとよいと思います。
明日ですが、
「親が愛情不足の場合起きる悲劇とは?」
というお話します。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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